出版社内容情報
【社会科学/社会】高度成長、オイルショック、バブル、そして長引くデフレ……日本人の消費は発展段階に応じて変遷し、消費の単位も「家族」「個人」と変わっていった。次に消費が向かうのはどこか。消費社会マーケティングの第一人者が大胆に描く近未来予想。
内容説明
少数の中流階級が消費を楽しんだ第一の時代。高度成長の波に乗り、家族を中心とする消費が進んだ第二の時代。消費が個人化に向かった第三の時代を経て、消費はいま、第四の時代に入った。伝説のマーケティング情報誌『アクロス』編集長として一時代を画した著者が、30年の研究をもとに新しい時代を予言する。80年代を知らない若い世代にとっても必読の入門書。
目次
第1章 消費社会の四段階(第一の消費社会(一九一二~一九四一年)
第二の消費社会(一九四五~一九七四年) ほか)
第2章 第二の消費社会から第三の消費社会への変化(第二の消費社会と第三の消費社会の違い;消費の高度化、個人化 ほか)
第3章 第三の消費社会から第四の消費社会への変化(第四の消費社会と基本としてのシェア志向;シェアというライフスタイル ほか)
第4章 消費社会のゆくえ(消費社会の変遷と世代の対応;第五の消費社会に向けての準備 ほか)
巻末特別インタビュー 「無印良事」の時代へ(辻井喬氏)(消費者の第一の解放―一九六〇年頃;消費者の第二の解放―一九七〇年代後半 ほか)
著者等紹介
三浦展[ミウラアツシ]
1958年生まれ。82年一橋大学社会学部卒、パルコ入社。86年マーケティング情報誌『アクロス』編集長となる。90年三菱総合研究所入社。99年カルチャースタディーズ研究所設立。世代、家族、消費、都市問題等の研究を踏まえ、新しい社会デザインを提案している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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