朝日新書<br> 世界で勝てるデジタル家電―メイドインジャパンとiPad、どこが違う?

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朝日新書
世界で勝てるデジタル家電―メイドインジャパンとiPad、どこが違う?

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  • サイズ 新書判/ページ数 223p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784022733597
  • NDC分類 545.88
  • Cコード C0260

内容説明

iPadが日本で生まれなかったのには理由がある。世界のモノづくりのルールが変わったのだ。従来のメイドインジャパンのやり方では戦えない。超・量産と「修理するより新品交換」のモノづくりのルールが、いま世界を席巻している。これこそアップル勝利の方程式。メイドインジャパンも「ルールを変える」ことが復活のカギだ。東芝、パナソニックなど、成功例に学べ。

目次

はじめに―なぜ日本からiPadが登場しなかったのか?
第1章 iPadは何が「すごい」のか
第2章 アップルがしかける「超」量産の時代
第3章 「プラットフォーム」で家電は変わる
第4章 日本は「オーバークオリティー」なのか
第5章 本当に勝つなら「ルール」を変えろ

著者等紹介

西田宗千佳[ニシダムネチカ]
1971年福井県生まれのフリージャーナリスト。得意ジャンルは、デジタル家電・パソコン・ネットワーク関連などの「電気かデータが流れるもの全般」。主要新聞、週刊誌、ビジネス誌などへ寄稿(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

あつもり

2
アップルの本質的なビジネスの源泉は「優れたハードを大量に売ること」という意外にも伝統的な製造業が目指す「大量生産による固定費の希薄化」そのものである、という指摘が面白いです(「大量」の桁が違いますが)。ネットサービス、高度なOS、アップルストア、優れた操作性等はすべて、この「超・大量販売」を実現するための手段。また、ハードの訴求ポイントを測定可能なスペック(通信速度や画質等)にではなく、「操作の気持ちよさ」に置いているという指摘は、三品先生の「リ・インベンション」での指摘に通じるものがあると思いました。2020/07/04

読書部 ちゅよし

1
★★★☆☆さらっと概要がつかめます。安いものをいかに高そうにして売るか。読みやすいと思います。2011/02/18

wakabon

1
丹念な取材と記述に好感が持てる良書。例を提示する時に出典が示されていればなお良かったかも。論旨については細かな部分に異論が無くもないが、概ね当たっているでしょう。逆転の発想で、ガラパゴス的技術がグローバルな市場でメリットを打ち出せれば面白いのにね・・・。2011/01/03

かんだみょーじん

0
売却済み2010/10/22

まめタンク

0
2013年150冊目。出版されたのが2010年なので製品情報に関しては、殆ど陳腐化している。iPhone4といった今から考えると、懐かしい端末が登場する。本書の魅力はそこではない。最新のデータが必要であれば最新のデータを紐解けばいい。何が魅力的なのか?と言えば、アップルが展開するビジネスモデルについて、触れられる部分だ。一般的に言うと、iPhoneやiPadを売るアメリカ企業という認識だが、そのビジネスモデルは天才的と言える。2013/10/25

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