朝日新書<br> 生命保険のウラ側

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朝日新書
生命保険のウラ側

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  • サイズ 新書判/ページ数 260p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784022733238
  • NDC分類 339.4
  • Cコード C0233

内容説明

保険業界のインサイダーが「からくり」を次々に明かす。「保険は会社都合の塊だ!」1世帯当たりの平均年間保険料は52万6千円。「日本人の保険好き」は有名だが、「ほとんどはムダ」。特約満載のパッケージ商品で儲かるのは保険会社だけ、医療保険は費用対効果が全然割に合わない…。すべてをそぎ落とすと、「本当に必要な保険」が見えてくる。ベストセラー『生命保険の罠』の著者が放つ渾身の意欲作。

目次

プロローグ 保険は「定期保険」だけでいい
第1部 保険会社は信用できるか(アカウント型は「会社の都合」の塊;忍び寄る「契約転換」;営業マンの驚くべき生態;なぜ保険料が高いのか)
第2部 保険商品を信じられるか(医療保険はいりません;「がん保険」は高いか安いか;保険で「貯蓄性」は忘れたほうがいい)
第3部 それでは、どうすればよいのか(すでに入っている保険はこうしよう;保険情報への対処法、教えます;「保険のプロ」の加入方法を見習おう)
エピローグ 勉強しないほうが「プロ」に近づける!?

著者等紹介

後田亨[ウシロダトオル]
1959年、長崎県生まれ。長崎大学経済学部卒業。アパレルメーカーを経て、日本生命の営業職を約10年間勤める。現在は十数社の保険商品を扱う(株)メディカル保険サービス取締役(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

黒頭巾ちゃん

26
「定期保険だけでいい」と断定しています。それを数量化しております。定期保険だけというのは、保険が必要な確率や公的保険の適用、さらに実際の保険の営業マンが入っていない事情からです。また、営業マンの撃退法やまさに保険のウラ側などが満載です(笑)1度読んでおけば、保険のイメージや本質が理解できます2013/08/29

8
基本的にビジネスっていうのは慈善事業ではない。いかにバカから搾り取るかを考えて仕組みが営まれる。保険なんかは最たる例で、人間の「もしかしたら」というモヤっとした不安に付け込むゲスな商売。本著に書かれてる内容は割と当たり前のことだが、それを目からウロコだと思ってしまうということはつまり、そっち側の人間なんだろう。2019/04/30

YAP

6
著者の「生命保険の罠」が大変良かったので、こちらも読んでみた。 事例や数値を用いて、前作より深く掘り下げて説明されていて、より保険について知ることができた。 「勧められるがまま、なんとなく保険に入ってるけど、本当にこれでいいのだろうか??」と思ってる人には、まずは「生命保険の罠」から読むことをオススメする。 やはり、生命保険業界の闇は、、、深い。2020/04/14

トシ

5
単純に考える。複雑で自分が理解できない商品には手を出さない。支払うべき金額と受領する金額のシミュレーションをちゃんとやる。単純だけど、大事なことがいっぱい書いてある。営業マンの追い払いトーク例もあって面白い。2018/03/06

Tui

5
生命保険は〈不安をお金に変える装置〉。本当そうでしたね。某ほけんの無料相談所に行く前に読めばよかった…。保険をこれから契約される方、または見直しを検討されている方は、防御手段として是非この本を一読してからをお勧めします。保険は一生ものの買い物。流されることなく慎重に選ばないとですね(多分に自戒を込めつつ)2014/05/10

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