朝日新書<br> 映画365本―DVDで世界を読む

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朝日新書
映画365本―DVDで世界を読む

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  • サイズ 新書判/ページ数 296,/高さ 18cm
  • 商品コード 9784022732767
  • NDC分類 778.04
  • Cコード C0295

内容説明

世界を知る、トレンドを見る未来を読む―映画は最高の教科書だ!政治、経済、メディア、宗教、人種、科学、国際関係から哲学・思想に至るまで、ハリウッド映画を題材に、ラジカルに変化する21世紀を見定める教養エッセイ。

目次

第1章 政治
第2章 メディア
第3章 法と秩序
第4章 文化と歴史
第5章 生と死
第6章 宗教と思想
第7章 倫理と社会
第8章 特別編―オールタイムベスト50

著者等紹介

宮崎哲弥[ミヤザキテツヤ]
評論家。1962年福岡県久留米市生まれ。慶応義塾大学文学部社会学科卒、同大学法学部法律学科中退。90年代に入って執筆活動を開始。政治哲学、宗教思想を主領域とする評論を発表。テレビのコメンテーターやラジオ・パーソナリティーもつとめる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

スズツキ

9
日本では娯楽小説や映画に対する文化的知識人の解説って皆無だよなぁ……と思っていたところでこれを発見。教養的見地からの映画批評って斬新さがLOVE。「スタローン映画では『クリフハンガー』が図抜けた傑作」ってあって共感したりもした。巻末のオールタイムベスト50は私の思い描くものと『セブン』『羊たちの沈黙』あたりは別としてほとんど被らなかったのが逆に面白い。2015/04/10

白義

8
365本というタイトルは大幅に偽りありで、実際に扱われているのは50本前後。DVDガイドとしての秀逸さと社会評論のクオリティがマッチした、徹底的な「ために観る」映画ガイドブック。司法、メディア、宗教、人生、現在を読み解く「ために」映画を観るというスタンスは好き嫌い分かれるが、それぞれの解説はどれも面白い。全体に、ボードリヤールの影響が極めて濃厚で、TVに出るメディア芸人として自分を位置付ける宮崎哲弥がそのメディアにより作られる現実の虚構性を暴露するというやや自己言及的な構図になっている2013/07/11

ひとまろ

5
観たことある映画の記述を探してしまうwww2017/01/16

おおかみ

5
宮崎哲弥による「面白くてためになる映画」の紹介。題材になるのは難しい作品ではなく、TSUTAYAにも並ぶハリウッド映画ばかりである。宮崎からすれば『X-MEN:ファイナルディシジョン』は臓器移植をめぐる生命倫理について重大な問いかけを行う作品で、『プラダを着た悪魔』はアメリカのビジネス社会をリアルに描いた作品。『レミーのおいしいレストラン』は今なお残るアメリカン・ドリームへのインセンティブを促す作品である。2009/07/27

lop

4
何か面白い映画ないかなーと思い読みました。 好みは人それぞれでリストアップされたもので、過去に見たものもたくさんあり、フォーンブースやバタフライエフェクトのように確かにというももあれば、これが?というものもあった。 何より何で面白いと思ったのかが伝わってこないのが残念。 出演者の過去の出演作をつらつら説明するのはどうでもいいのに。。。 それでもトークレディオ、ライフオブデビッドゲイル、アウトブレイク、消えた天使は観たいリストに追加でした。2017/06/03

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