出版社内容情報
リベラルの定義が問われる今、なぜ戦後リベラリズムはかくも嫌われるのか。実は日本のリベラルは、世界の基準から大きく脱落していた。トランプ現象から安倍政権まで、世界の大潮流から読み解くリベラル再生のための愛の劇薬処方箋。
内容説明
朝日新聞に代表される戦後民主主義は、なぜ嫌われるのか。今、日本の「リベラル」は、世界基準のリベラリズムから脱落しつつある。再び希望をとり戻すにはどうすればいいのか?現象としての“朝日ぎらい”を読み解いてわかった、未来に夢を与える新しいリベラルの姿とは。
目次
1 「リベラル」と「保守」が逆転する不思議の国(安倍政権はリベラル;リベラル化する世界)
2 アイデンティティという病(「ネトウヨ」とは誰のことか;正義依存症と愛国原理主義)
3 リバタニアとドメスティックス(グローバルスタンダードの「リベラル」;「保守」はなぜ「リベラル」に勝つのか?)
4 「リベラル」と「保守」の進化論(きれいごとはなぜうさん臭いのか?;リベラルはなぜ金持ちなのか?)
エピローグ サイバー空間のイデオロギー戦争
著者等紹介
橘玲[タチバナアキラ]
作家。1959年生まれ。2002年国際金融小説『マネーロンダリング』でデビュー。2006年『永遠の旅行者』が第19回山本周五郎賞候補となる。『お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方』(幻冬舎)が30万部を超えるベストセラー、『言ってはいけない残酷すぎる真実』(新潮新書)が48万部を超え新書大賞2017に。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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