内容説明
私たちはどう生きていけばよいのか―という問いに真剣に向き合った哲学者・ニーチェ。彼の考え方を知る旅に、ハローキティと一緒に出掛けませんか?明日から今の自分をありのままに受け止めて、物事を前向きに捉えられるようになる、そんな考え方のヒントが詰まっています。
目次
人生はさながら、旅のようなもの。自分という人生を体験する、終わりのない旅。
あなたが願いさえすれば、人生はきっと、思いのままに歩くことができる。
「できる!」って、あなたが信じたら、きっとできる。
アタマよりもカラダのほうが、ときに賢い。
「良い」とか「悪い」とかつまらない言葉で割り切るには世界って本当に広すぎる。
本気で伝えたいと思うなら、あなたの気持ちはきっと伝わる。そして、運命は変わっていく。
今、この瞬間を愛してみよう。そうでなくっちゃ、つまらないでしょ?
どんな経験も、未来につながる。
よくばりに生きよう。恋も仕事も、あなたが考える全部を。
愛という大事なものを、他人任せにしていない?
人って知らないうちに、過去に縛られているみたい。
明日は今日より、良い日かもしれない。だから、信念を曲げないで。
どうしていいかわからなくてもし立ち止まってしまったら、勇敢でいるほうを選ぼう。
ライバルにするならお互いに高めあえる人を。
人生を愛してみたら?それは、あなたにとって希望になるから。〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
コウメ
53
あなたが願いさえすれば人生はきっと思いのままに歩くことができる(意志することは、解放する、自由にする。)/何があっても味方でいてくれるそんな友だちいますか?(友を持とうと思う者は、その友のために戦おうと思わなければならない。そして戦うためには、人の敵となることができなければならない)/出る釘に、なってもよい。(飛ぶ者ほど、飛べない者に憎まれる者はない)/愛の中には悲しみや苦しみが混ざっている。だからこそ愛せる人は強い。(最上の愛の杯のなかにも、苦いものはある。だからこそ超人へのあこがれを生みだす)/2019/09/11
ぱんにゃー
38
『明日から、前向きになれるヒントがいっぱい』(まえがきより)【明日から?今日から じゃないの?】 推察A:ニーチェは、明日を重視(他のニーチェ本では感じなかったので違うと思います)。 推察B:編集者が、大人は今日も明日も暗いことが多い前提で、そうならないようにヒントを抽出してくれている。 推察C:子どもは、今日一瞬一瞬を生きている。理屈抜きで。 2014/09/24
黒猫
24
なるほど。ニーチェの言葉もハローキティにかかればわかりやすく、かわいいイラストと訳した言葉が飛び込んでくる。パラパラとめくりながら再読しようと思う。「いつかは・・・・・」と思っているうちは、いつかなんて永遠にこない。なるほど。その通り。自分という部屋から扉を開けて外に出て行こう。大事なことだ。2018/07/07
かっちゃん
21
ニーチェに関心が持てた。次はニーチェ読んでみよう。あとこのシリーズの論語、幸福論も読んでみたいですね。2015/02/11
キャラメルベイベー@道北民
18
ニーチェの言葉がなんともわかりやすく表現されていて、すーっと伝わってきた。若い子たちにもこれなら伝わる気がする。12月に予定されている、マイメロ×論語にも期待したい。2014/10/27