内容説明
嫁姑問題に悩んだ森鴎外の母・峰子、愛鶏家としての高群逸枝、東京初の女性校長になった木内キヤウ、とんでる女・宮田文子…。現代女性と同じような感覚を持って恋に仕事に、そして教育に悩みながら、激動の明治期を生き抜いた8人の女性たちを、身近な感覚でユーモラスに紹介する評伝集。
目次
森峰子―家の女
高群逸枝―愛鶏日記
木内キヤウ―教育一路
富本一枝―家庭の人
福田英子―利発な人
宮田文子―ひらめきの人
網野菊―ひとりの人
小林信子―従の人
著者等紹介
群ようこ[ムレヨウコ]
1954年東京都生まれ。77年日本大学芸術学部卒業。79年に本の雑誌社に入社。84年に『午前零時の玄米パン』でデビューし、作家として独立
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