朝日文庫<br> 文学なんかこわくない

朝日文庫
文学なんかこわくない

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  • サイズ 文庫判/ページ数 247p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784022642707
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0195

内容説明

あるときは「オウム」の教えを喝破し、日記文学を覗き見する。またあるときは恐怖の「実篤ウィルス」に対峙し、『失楽園』殺人事件の犯人をつきとめる。そしてついに「文学とは何か」の大命題に挑むときがきた!文学探偵タカハシさんが、「現代・日本・文学」を徹底推理する入魂の文学論。

目次

タカハシさん、「オウム」を読む
『恋愛太平記』はバカでも読めるか?
タカハシさん、日記を読む(書く)
(こんな作家でも)生きていてもいいですか
愛の学校―アダルトヴィデオを読む
ニッポン、チャチャチャ
タカハシさん、『ゴーストバスターズ』について高橋さんと語り合う
文学探偵タカハシさん、『失楽園』殺人事件の謎を解く
文学の向う側

著者等紹介

高橋源一郎[タカハシゲンイチロウ]
1951年広島県生まれ。作家。1981年に『さようなら、ギャングたち』でデビュー。1991年に『優雅で感傷的な日本野球』で第1回三島由紀夫賞受賞。以後、『ゴーストバスターズ』『あ・だ・る・と』等の小説のほか、『競馬探偵T氏の事件簿』『いざとなりゃ本ぐらい読むわよ』『退屈な読書』『もっとも危険な読書』等の競馬や読書を題材にしたエッセイ、評論、翻訳などで、幅広く活躍中
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