内容説明
ホンダにはレースの夢に憑かれた男たちが集まっていた―。モータースポーツの頂点、F1グランプリ。日本のホンダがF1に参戦して二十余年、遂にワールド・チャンピオンとなって世界を極めた。A・セナやA・プロスト、ウィリアムズやマクラーレン・チームと共に闘ってきた男達の光芒の軌跡。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
goro@80.7
48
再読了。ホンダがF1に参戦した60年前半から鈴鹿サーキットでF1が開催される前年までの熱い男たちの物語。本田宗一郎のレース参戦宣言にみられるように夢を追い続け輝かしい結果を物にしたけど舞台裏は紆余曲折、七転び八起き。〈ホンダはホンダ自身の道を歩む〉とロータスと訣別し挑戦してきた長く険しい道のりを綿密な取材を基に構成されたノンフィクションでこちらも熱くなったわ。輝いてたねぇホンダ。そんな想いもあって初めて買った車は弾丸シビックにしたんだよ。今でもあのシビックはカッコいいと思うんだけどなぁ~。2020/01/03
すしな
33
115-21.ホンダがガソリンエンジンをやめてEVにシフトする話を聞いたときに驚いたのですが、この本を読んでみて、納得するものがありました。とかくカリスマ社長の会社は創業者が亡くなった途端に失速したりしますけど、ホンダは若い人たちが古株に挑んで喧嘩して、最後は勝ち残っていく会社なのだなと。あの本田宗一郎さえも乗り越えて行くんですよね。本田宗一郎も世に言われるような泥臭い町工場のおじさんではなく、スティーブ・ジョブズ並にクリエイティブでそして暴れん坊だったんだなぁと。いろいろ新しい視点が得られました。。 2021/10/16
お~い
7
この時代、60年代にホンダがF1に参戦した状態と、今のホンダの状態が似てるなぁと。開発力の遅さ、対応の遅さとか。へんなことは繰り返されるんだ、と思いました。けど、悪い人は徹底的に悪い印象を与えようとする、文章の書き方でしたね。2017/10/12
みさ
6
まずccって何?シャシーって何?なんてレベルから読み始めたのでエンジンの造りとか入ってくるともうほぼ暗号に見えました。それでも読めたのは男たちのレースへの熱い想いがかっこよかったから。はじめて勝った時は心が小躍り!アイルトン・セナは映画も出てるみたいなので読むより見た方が早そうなので観てみます。やっぱり何かを生み出す人って、何かを許さない人なのかもしれないなーと本田宗一郎をみて思ったり。2016/06/09
しんしん
5
熱い。 タイヤの軋みと路面の熱と、男たちの情熱と。 BGM地上の星。2016/05/17
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