朝日文庫
ああ知らなんだこんな世界史

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  • サイズ 文庫判/ページ数 299p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784022617606
  • NDC分類 209.04
  • Cコード C0195

出版社内容情報

【文学/随筆】日本人には縁遠いイスラム圏の国々。実は聖書の「エデンの園」があるのは東トルコなど、著者が中央アジアから中東、スペイン、北アフリカなど現地を旅して、体感的に学び直したイスラムの歴史を綴る。抜群に分かりやすく歴史を学び直す、雑学エッセイ。

内容説明

トルコやイランなどの中近東。ウズベキスタンやインドなどの中央アジア。北アフリカの国々からスペインまで。キリスト教とイスラム教、古代ローマやギリシアなど様々な文化が複雑に入り組む“ヨーロッパの裏側=イスラム圏”を知ることで、世界史の全貌を大づかみに。

目次

第1章 トルコでトルコ以前を知る
第2章 ギリシアと中近東の意味
第3章 エジプトの栄え
第4章 イランとイラクに花開いた文明
第5章 中央アジアからインドまで
第6章 北アフリカは地中海世界
第7章 スペインの歴史アラベスク

著者等紹介

清水義範[シミズヨシノリ]
1947年愛知県名古屋市生まれ。愛知教育大学国語科卒。88年『国語入試問題必勝法』により吉川英治文学新人賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ぽんちゃん

11
著者もあとがきで言ってるけど、世界史といっても中身はイスラム世界についてがほとんど。表面だけを記したような中身の薄い本ではない。著者が実際に行って、見て、肌で感じた歴史が記されているためとても面白かった。「実はね…」という感じで、著者から直接土産話を聞かされてるような気分になる。スペイン好きの私としては最後の章はかなりニヤリとしながら読んだ。2015/11/13

みっちゃんondrums

7
筆者が訪れたイスラムの国々から見た世界史。難しくなくて、よい入門書になっている。筆者が、欧米よりイスラムの国々に肩入れしているのが見て取れる。私も同調。国とはなんだろうと、また考えさせられた。2013/10/18

tnyak

5
訪問したイスラム諸国について、著者が記した各国の歴史。面白かった。高校の時、もっと世界史を勉強しとけはよかった。後悔先に立たず。 2024/04/07

oyai

5
思えば習った歴史といえば、日本史西欧史そして中国史かあ。中東やアフリカ、南アメリカ、近くの東南アジアなんかもうほとんど知らないわけで。宗教も仏教とキリスト教はやるけどイスラムなんかは殆どやらないんで。この辺のことが理解できないわけだわ。トルコがギリシャ遺跡ってのも盲点だしね。既出のもあるけど、角度を変えた世界史ってのも愉しいw2014/05/10

まこ

3
よんだ後一言、「イスラム圏や中央アジアの歴史を学校であまり取り上げないのはもったいない」。イスラム教とキリスト教が混じっていたとか、下手なヨーロッパより文化が発展していた等、詳しく調べていくともっと面白くなりそう。遺跡や都市の紹介は基本、著者が行った上での体験談というのも興味がさらに湧いてくるポイント。2013/07/22

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