朝日文庫
ニッポン問題―M2:2

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  • サイズ 文庫判/ページ数 292,/高さ 15cm
  • 商品コード 9784022615145
  • NDC分類 304
  • Cコード C0195

内容説明

“リベラリスト”宮台真司と“コミュニタリアン”宮崎哲弥が、政治・天皇・ワールドカップ・北朝鮮・サブカルなど、現代ニッポンのさまざまな問題を撫で切りにする怒涛の対論集第2弾!前作『M2われらの時代に』に続き、ますます冴え渡る孤高の知性爆弾。もう誰にも止められない。

目次

第1章 ナショナリズムを語る
第2章 北朝鮮を語る
第3章 イラク攻撃を語る
第4章 内政を語る
第5章 経済を語る
第6章 教育を語る
第7章 サブカルチャーを語る

著者等紹介

宮台真司[ミヤダイシンジ]
1959年仙台市生まれ。東京大学大学院博士課程修了。社会学博士。首都大学東京准教授

宮崎哲弥[ミヤザキテツヤ]
1962年福岡県生まれ。慶應義塾大学文学部社会学科卒業。同法学部中退。広告会社研究員を経て評論家。研究開発コンサルタント「アルターブレイン」副代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

モンブラン

2
筆者の二人の関心の幅,見識の幅に圧倒されます。宮崎氏がまえがきで述べている「社会科学や哲学を基軸とする対論は,会話者が対立するか,合意するかはまったく重要ではなく,そこで語られたことが充実しているか,空疎であるかだけが問題なのです。」という考え方には共感しました。対話を通した自己変革があったかどうかで,対話の質,対話の在り方を判断すべきであると思いました。2013/08/25

遠山太郎

1
核心は「日本人に戦略的思考(=政策科学的思考)ができないのは、『無限波及効果』(=相互関連モデル)と『パラメータ』(=制御モデル)に鈍感だから」でしょうか。日本には「ステイクホルダー」、つまり主導権を握るが、リスクも負うという「自己決定=自己責任観念」がなく、それゆえに憲法概念や人権概念がまったく理解されていない。占領期の汚れと作為の契機の不在、そして歴史の忘却。イストワ―ルの下でのヘリテージ(共有地コモンズの歴史的なコ―ドの積立、相続財産)へのコミットメントなくては、自由あっても民主はありえない。(12011/01/19

tooka

1
「日本人を知れ」「歴史から学べ」「失敗の研究をしろ」といった主張が聞こえてくる。注釈はあるがやや難しい。2008/06/24

zeroset

0
さすがに最初の巻ほどのインパクトは無い。2006/09/28

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