内容説明
1950年のデビュー作から、チャーリー・ブラウン、スヌーピー、ルーシー、ライナスなど楽しい仲間たちの初登場作品など、厳選した名作コミックと作者自身の解説で『ピーナッツ』の歴史をたどる。
目次
はじめの頃
『ピーナッツ』誕生
50年代
60年代
スクリーンの中のチャーリー・ブラウン
70年代
80年代
90年代
仕事場のチャーリー・ブラウン
終わりに
著者等紹介
シュルツ,チャールズ・M.[シュルツ,チャールズM.][Schulz,Charles M.]
1922年、ミネソタ州セントポールに生まれる。父親のカールは理髪店を経営。通信教育で絵を学び、漫画家を志す。第二次世界大戦では歩兵としてヨーロッパ戦線に出征する。同じころ、母親のディナを亡くす。帰国後、何年も売込みを続けたのち、26歳で新聞連載コミック作家としてデビューを果たす。チャーリー・ブラウン、スヌーピーほか魅力的なキャラクターを生み出して、年代、国籍を問わずあらゆる読者の心をつかんだ連載コミック『ピーナッツ』を50年間描き続ける。カリフォルニアに居住。2000年2月12日、世界中の人々から惜しまれながらこの世を去る
三川基好[ミカワキヨシ]
1950年生まれ。早稲田大学文学部教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
へくとぱすかる
52
50年もの間子どもだけを描き、世界中の人に愛されたコミックは他にないだろう。自伝とエピソードで、作中世界がとてもよく理解できる。ますます「PEANUTS」が好きになりそうだ。チャーリー・ブラウンは、平凡だけど作中世界をしっかり支える原点として、最重要な人物。なのに人気はスヌーピーに食われがち。英語タイトルと日本語タイトルを比べると、人気の一人歩きぶりがよくわかる。2017/01/07
アカウント停止
27
ピーナッツ50年の歴史と厳選されたコミックが、シュルツ氏の解説付きで綴られています。何故スヌーピーの犬小屋は横向きなのか、何故屋根の上に寝るのか、シュルツ氏のお子さんからヒントを得た話、レタリング(台詞)の文字間隔のこだわり、雨の描き方など…今まで知らなかったエピソードが満載でした。スヌーピーもいいけど、やっぱりパティも好き。世界中で長く愛されているのは理由がある、と思いました。2018/08/30
りえこ
24
スヌーピー大好きです。可愛くて、面白い!もっと読みたくなりました。愛すべきキャラクターがたくさん!2019/11/20
END
21
スヌーピーが主人公じゃないんだ~!!とは、一昨年公開の映画を観た時思ったんだけど、思ってたよりもスヌーピーの登場シーンが少ない気がした。作者が厳選した作品を集めてるからスヌーピーよりもやっぱりチャーリー・ブラウンのが思い入れが強いからなのかな?オレもチャーリー・ブラウン好きです。スヌーピーの空想に関しては、笑いのツボが解りづらかった。お国柄かな?2017/03/22
はるき
19
色んな所でスヌーピー関連を見るので再読。何かのコラボ?流行の兆し?…というか、私自身が気になってるから目につくのかしら。何にしろ、50周年越えって素晴らしい。2021/06/27