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朝日文庫
援交から天皇へ―COMMENTARIES:1995‐2002

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  • サイズ 文庫判/ページ数 383p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784022613929
  • NDC分類 304
  • Cコード C0136

内容説明

援助交際からナショナリズムまで。縦横無尽に行き来を続ける宮台真司の、世紀をまたいだ思考の集成!!小説やマンガ、写真集等に収録される“解説”というメディアを占拠し、同時多発的に展開される国家、郊外、風俗論…。異色の形式で迫る評論集。

目次

1 国家論
2 郊外論
3 自意識克服・タフネス獲得系
4 性・宗教論
5 サブカルチャー論
6 宮台真司スピークス・ミヤダイ

著者等紹介

宮台真司[ミヤダイシンジ]
1959年仙台市生まれ。東京大学大学院博士課程修了。社会学博士。東京都立大学助教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

keepfine

1
宮台読者として目新しかったのは「性についての語りは、語っている人間の性的な実存が刻印されている」という指摘。 人権派が「ブルジョワ主義的・性の商品化に反対!」を叫んでも、性の問題になると突然、道徳主義者になってしまう…という問題は珍しくない。 逆に、フーコーがホモセクシュアルであるという自らの実存と、自らの性に関する研究の結びつきを提示したように、性に関する言説というのは、どんなに普遍的な装いを持っていても個人性を免れ得ないので、むしろそのことを語ることからコミュニケーションが始まる。2016/01/06

ken

0
面白いっす2011/08/05

つかさちゃん

0
唯一、宮台の解説を肯定してない奴がいる。それは野獣系の男だ! これはおもろいのではないか。2010/12/29

0
20021130

やいとや

0
様々な本に宮台が付けた解説をザックリしたテーマで纏めて一冊に、という一見ウェルメイドな作りだが、それぞれの本の著者に拠る「返歌」とも言うべき文章が併録されている構成が面白い。個人的ベストは氷室冴子。「代理戦争」というワードのチョイスのセンスは流石。これより宮台はタイトルにある通り「天皇」を触媒とした代理戦争に乗り出していく事になるのを、皮肉と見るか慧眼と見るか。江川のような自分褒めが過ぎる輩や見沢のようなアッパーに筆が滑り過ぎる手合いは相変わらずダメだが、まぁこんなもんだろう。2019/04/21

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