内容説明
「週刊朝日」の人気連載「小耳にはさもう」文庫化第5弾。木村拓哉、郷ひろみから、デヴィ夫人、薬丸裕英、果ては三遊亭円楽まで。ブラウン管上のあの人、この人、旬の人65人が思わず漏らした何気ないひと言に、ご存じ抱腹絶倒の消しゴム版画&辛辣コメントパワーが炸裂。
目次
小倉智昭
木村拓哉
浅香光代
土田晃之
石井竜也
薬丸裕英
羽賀研二
高嶋政伸
大橋巨泉
ピーコ〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あなた
10
ドラゴンヘッドを売って買った本。後悔が、ない。ナンシーは、初期はけっこう版画がへたくそだったが、これを読むと「かなり」上達している。で、やり続ければこそ、もあるが、むしろ、やり続けていくなかでナンシーが画面取り込み技術というツールをみつけるなどの「版画メディアツール」の発見が大きかったのだと思う。継続は、ツールを発見させる。それを、「力」というのだ2009/08/06
びぎR
3
99~00年に週刊朝日に連載された消しゴム版画と辛辣コメント。テレビでの芸能人の発言にイチャモンをつけるのが多い。芸能人の発言に「そこまで言わなくても~」と思わなくもないけど暇つぶしにはちょうど良い。登場する面子は時代を反映していて懐かしいが、今でも活躍している人も多く「しぶといなー」と思った。2018/05/07
hirayama46
2
2000年ごろのテレビ番組へのツッコミ集。いまのテレビがコロナ一色になっているのはもちろんなのですが、それ以前からワイドショーから芸能ゴシップ色はだいぶ薄くなっていっている気がします。現代のテレビの主導権が失われている様を、ナンシー関が存命だったらどう書いていたのかな、とは思います。わたしがYouTuberなどのインターネット社会に適応できていない人間なので、たいへん気になります。2021/01/10
ルンルン
2
サッチーvsミッチー。懐かし(笑)2017/06/20
fumimi
2
優れた洞察力に愛ある辛口批評。あとがきのいとうせいこうさんの愛ある追悼文にもしんみり。2011/11/05