内容説明
人工知能、マイクロマシン、仮想世界、昆虫ロボット…。我々はどこまでを知り、どこまでがわからないのか。最先端の研究現場を訪ね歩き、最新の成果から、日々変化を遂げる科学・技術の将来像までをリポート。カラー写真・図版を多用し、科学が苦手という読者にもわかりやすく解説する。
目次
1 遺伝子で脳を究める―東大・堀田凱樹研究室
2 「性行動」の遺伝子を探る―山元行動進化プロジェクト
3 脳型のコンピュータ―電子技術総合研究所・松本元研究室
4 2001年に人工脳をつくる―ATR人間情報通信研究所・進化システム研究室
5 人工知能で何ができるのか―ソニーコンピュータサイエンス研究所・北野宏明氏
6 昆虫ロボットから脳に迫る―東大・下山勲研究室
7 超微細な世界をめざす―東北大・江刺正喜研究室
8 サッカーロボットのワールドカップ―阪大・浅田稔研究室
9 分子の動きで筋肉を探る―阪大・柳田敏雄研究室
10 分子認識のしくみを探る―東大・黒田玲子研究室
11 仮想世界を体験する―東大・広瀬通孝研究室
著者等紹介
立花隆[タチバナタカシ]
1940年長崎県生まれ。64年東京大学仏文科卒。文芸春秋入社後、東京大学哲学科に再入学し、在学中から評論活動に入る。74年の「田中角栄研究―その金脈と人脈」(「文芸春秋」11月号)では膨大な資料を駆使して田中金権政治の実態を暴き、田中首相を辞任に追い込んだ。79年講談社ノンフィクション賞、83年菊池寛賞受賞
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