朝日文庫<br> 立花隆・100億年の旅

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朝日文庫
立花隆・100億年の旅

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  • サイズ 文庫判/ページ数 318p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784022613677
  • NDC分類 404
  • Cコード C0170

内容説明

人工知能、マイクロマシン、仮想世界、昆虫ロボット…。我々はどこまでを知り、どこまでがわからないのか。最先端の研究現場を訪ね歩き、最新の成果から、日々変化を遂げる科学・技術の将来像までをリポート。カラー写真・図版を多用し、科学が苦手という読者にもわかりやすく解説する。

目次

1 遺伝子で脳を究める―東大・堀田凱樹研究室
2 「性行動」の遺伝子を探る―山元行動進化プロジェクト
3 脳型のコンピュータ―電子技術総合研究所・松本元研究室
4 2001年に人工脳をつくる―ATR人間情報通信研究所・進化システム研究室
5 人工知能で何ができるのか―ソニーコンピュータサイエンス研究所・北野宏明氏
6 昆虫ロボットから脳に迫る―東大・下山勲研究室
7 超微細な世界をめざす―東北大・江刺正喜研究室
8 サッカーロボットのワールドカップ―阪大・浅田稔研究室
9 分子の動きで筋肉を探る―阪大・柳田敏雄研究室
10 分子認識のしくみを探る―東大・黒田玲子研究室
11 仮想世界を体験する―東大・広瀬通孝研究室

著者等紹介

立花隆[タチバナタカシ]
1940年長崎県生まれ。64年東京大学仏文科卒。文芸春秋入社後、東京大学哲学科に再入学し、在学中から評論活動に入る。74年の「田中角栄研究―その金脈と人脈」(「文芸春秋」11月号)では膨大な資料を駆使して田中金権政治の実態を暴き、田中首相を辞任に追い込んだ。79年講談社ノンフィクション賞、83年菊池寛賞受賞
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Masayuki Nakanishi

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(318ページ) こうして、バーチャルリアリティは、ますますリアリティーに近づいていく。やがて、バーチャルリアリティとリアリティの境界問題は哲学的にしか残らないという日がくるだろう。2011/08/21

Hisashi Tokunaga

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再読メモ;眼球はたえず微振動している。このディジタルな知覚作用をヒトは連続性として転換認識する。ヒトとロボットとの差異性は重要なようだ。(2018記) ”サッカーロボットのワールドカップ”より浅田稔氏発言「ロボットは自分の立場から、自分に与えられたタスクとの関連において世界を自分の目的に合わせて分節化して見ることが必要だということです。・・・」(p161)なるほど!だから佐助は見てはならないことがタスクなのだ。2018/12/01

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