内容説明
バミューダ諸島で遭難しかけたジョン・レノン、生涯財布を持ち歩いたことのなかった吉田茂、駆け落ちを企てるほど熱烈な恋に身を焦がしたヘレン・ケラーなど、激動の２０世紀を彩った１００人の知られざる側面を、朝日新聞が誇る記者たちがあぶり出す「もう一つの２０世紀史」。上下各５０人を収録。
目次
ホー・チ・ミン
ジョージ・ソロス
松下幸之助
ジョン・レノン
パブロ・ピカソ
マリリン・モンロー
吉田茂
モハメド・アリ
ジグムント・フロイト
エドマンド・ヒラリー〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
がんぞ
2
FDRの孫は「無理解だっただけで日本は単に侵略国と思ってました」世界を破滅に導く原爆開発だけでも紅蓮地獄に十分／スターリンは命乞いに来た政治犯の妻の前で「新しい夫に」と乾杯／「金日成」をハワイ大学教授は「個人崇拝や神格化は業績を曇らせました」朝鮮戦争開戦の責任不問、そもそも偽物／生涯未婚、ホーチミン＝冷徹な身内虐殺者「たとえば６８年のテト攻勢」南政府内のボトコンは壊滅し占領後が容易になった（偽物説有力）／ド・ゴール「５月危機で国民に裏切られた、との感情」／ダイアナ妃。当夜、婚約予定。暗殺された可能性が高い2018/11/18
giant_nobita
1
20世紀を代表する100人についてのちょっとした評伝。参考文献が挙げられているのは親切。新事実を提示しようとするあまり、その人の業績やひととなりがおざなりになっているものがいくつかあったのが難。2012/08/25
