朝日文庫<br> ファウスト

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朝日文庫
ファウスト

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  • サイズ 文庫判/ページ数 342p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784022610065
  • NDC分類 726.1
  • Cコード C0179

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

yomineko@猫と共に生きる

62
読み友さんからのご紹介です✨✨✨ゲーテのファウストを手塚治虫先生が描くと、また一味違ったテイストになりとても楽しめました。併録の百物語、妖艶なキツネやら可愛い動物やらが出て来てこちらもとても面白かったです🎵2022/02/17

ふう

31
『ファウスト』『百物語』の2編。どちらも「人生に満足したら命を奪われてもかまわない」という男の言葉が物語の中心にあります。そしてどちらの男も「私はもう十分満足している。満足とはせいいっぱい生きられたかどうかということだ。」と言って死にに、天に昇っていきます。後書きによると『ファウスト』は作者が21才のときの作品で、『百物語』はその21年後に発表されています。年月の経過によってより深まったと言うのでしょうか、『百物語』の方が日本人の感覚に添い、わかりやすいなと思いました。やっぱり手塚治虫はおもしろいですね。2013/01/13

ツバメマン★こち亀読破中

23
「ファウスト」と「百物語」を収録。どちらもゲーテのファウストを手塚流にアレンジして漫画化したもの。「ファウスト」は手塚が21歳の時の作品とのこと!(ひえー!)「百物語」は武士の時代の日本が舞台。週刊少年ジャンプに連載されたとのこと!昔の子供はこんな漫画読んでたのか~。幅広く読書をしたいとは思うけど、原書を読む予定はないので、「うーむ、こんな感じの話なのか~」と分かるだけでも教養が付いた気がするので良かったです。次は「ネオ・ファウスト」へGO!2020/05/28

hamham

15
「ファウスト」と「百物語」収録。どちらもゲーテの『ファウスト』を下敷きにしたもの。「ファウスト」は難しいっすね…。爺さんが悪魔の力で若返って好き勝手して、結局「満足のいく人生とは努力そのものなんだ」と悟って天国にいく話…あれだけ好き勝手しておいてという気がしないでもない。「百物語」は同じ筋だけど、主人公の成長がわかりやすいし、ヒロインのスダマがかわいい。強気で奔放だけど一途な女の子って本当に良いものですね。2018/08/20

RED FOX

13
実家の本棚から。ゲーテの古典、1950年と1971年の2回カバー?した手塚漫画が収録。50年、みんなワガママだが可愛い。こんなの逆に誰も作れない。71年、多分江戸時代の東北が舞台、カッコいい。手塚さんが描く人や動物の集団シーンは圧倒的だと思います。主人公の苗字「一塁」氏が駄洒落と気づかなかった(>_<)ネオファウストも読まなきゃ。2019/01/01

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