朝日文庫
日本語の作文技術

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  • サイズ 文庫判/ページ数 342p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784022608086
  • NDC分類 816
  • Cコード C0181

出版社内容情報

わかりやすい文章を書くための秘訣を、数々の実例をあげながら論理的に解説する実践的文章指南の白眉。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

HIRO1970

39
⭐️⭐️⭐️学生時代に読みました。2005/09/27

izumi

36
自分が書いた文章にいつも気持ち悪さを抱いていましたが、その理由が判った気がします。テンを沢山打つとテンの論理的な意味を崩してしまい、分かりにくくなるのですね。目から鱗が落ちる思いでした。他にも悪文の例として挙げられている表現(紋切型の表現・文章で笑う・下品な体言止め 等)が自分の文章に当てはまり、顔から火が出る思いをしました。もっと早くこの本と出合いたかったです。ただ、作者の思想が反映された刺激的な文に気を取られて、本筋の解説が頭に入ってこないことが結構ありました。この本の個性だとは思いますが…。2015/10/03

夜長月🌙

35
「おもしろく書こうとすること(グーッと眠り、鉛筆なめなめ……)が表にでると読む方はちっともおもしろく無い。文が笑っている」 これを読んで自分が書いてきた文を消したくなった。これまでの本は作文の技術と銘打ちながら、名ばかり。これは本当に使える技術が書かれてある良書。部分的には?もあるが、第1,3,4,6章を読むと随分と役に立つ。・手あかの付いた言葉「今日この頃」「嬉しい悲鳴」「がっくりと肩を落とした」……は使わない。紋切り型の表現では本当の感動を伝えられない。・長い修飾語ほど先に付け、最後にテンをうつ。2014/12/07

ビイーン

31
修飾の順序や句読点の打ち方、助詞の使い方について詳細に書かれている本は他にないと思う。まさに目から鱗が落ちたようだ。日頃、仕事上で日本語ができなく苦労している私のような工学系野郎にはバイブルになりうる。2017/08/14

31
この本での作文技術とは、文学的文章を書く技術ではなく実用的文章を書く技術のこと。例に挙げた悪文を改善しながら、実用的文章で最も大事な”分かりやすい文”を書く技術を解説している。今までに読んだ作文の本の中で一番説得力が有り、修飾語の順番や読点の打ち方など勉強になることばかりだった。また著者が各所で行う鋭い批評は、好き嫌いが分かれるだろうけれど読み応えがある。「30年以上売れ続けている」のも頷ける良い本だ。2014/11/27

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