朝日選書
戦争責任と追悼―歴史と向き合う〈1〉

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  • サイズ B6判/ページ数 265,/高さ 19cm
  • 商品コード 9784022599100
  • NDC分類 210.75
  • Cコード C0321

内容説明

東京裁判から60年を経た終戦記念日、首相が靖国に参拝した。いまや「歴史認識」は重大な政治の争点となり、外交のかたちとして表れる。歴史は過ぎ去った昔にすぎないのだろうか?過去に何があったか、なぜそうだったのかをまず知ること。日本に、アジアに、多様な見方や思いがあることを知ること。「歴史」をどうとらえるかは、いまを生きる私たちに突きつけられた最新のテーマとなってきた。本書は、朝日新聞連載企画「歴史と向き合う」から第1部~第3部を収録。「東京裁判」「パル判事」「戦争責任」「靖国問題」をテーマに、国内外の識者へのインタビュー、歴史意識をめぐる世論調査結果、写真資料などを交えた渾身の取材の成果である。

目次

第1部 東京裁判(ナショナリズムに揺れる政治;東京裁判を読み解く ほか)
インタビュー 海外からみる目(リチャード・マイニア氏に聞く―東京裁判とはなんだったのですか;ケント・カルダー氏に聞く―「靖国」を米国はどうみますか ほか)
第2部 戦争責任(「無罪」を言い渡したパル判事;天皇をめぐる論争 ほか)
第3部 追悼のかたち(靖国神社と政治;新たな担い手を求めて ほか)