朝日選書
歴史物語 朝鮮半島

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  • サイズ B6判/ページ数 277,/高さ 19cm
  • 商品コード 9784022599063
  • NDC分類 221
  • Cコード C0322

内容説明

3つの建国神話から、古朝鮮の形成、新羅の国土統一、高麗王朝の中央集権的支配、モンゴル帝国の南進、豊臣秀吉の侵略、中国冊封下で爛熟する両班(ヤンバン)支配、開国のウェスタン・インパクト、日韓併合と抵抗まで。周辺の動乱に巻き込まれながらも、ハングルなど独自の文化を保持してきた国。ユーラシア大陸の東端に突き出たこの地に、いかにして歴史が編まれたのか。2000年におよぶ歴史をひもとき、王朝交替のドラマや支配制度の理念、それがやがてはらむ矛盾を見る。地続きに接する中国の影響と圧力をどのように受け止め、海を隔てた日本とはどんな交流と争いがあったのか。半島の朝鮮と島国日本、アジアの二国の違いも見えてくる。

目次

序章 半島的風土
第1章 朝鮮半島の古代
第2章 三国時代―高句麗・百済・新羅
第3章 統一新羅
第4章 高麗時代
第5章 朝鮮時代前期
第6章 朝鮮時代後期
第7章 朝鮮の近代

著者等紹介

姜在彦[カンジェオン]
1926年、韓国済州島生まれ。文学博士(京都大学、1981年)。大阪市立大学講師、花園大学教授を歴任。朝鮮近代史・思想史家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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