朝日選書<br> 日本史再発見―理系の視点から

朝日選書
日本史再発見―理系の視点から

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  • サイズ B6判/ページ数 312p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784022595775
  • NDC分類 210.04
  • Cコード C0321

内容説明

明治維新成立のカギは薩摩・長州の人口増にあった。仮説実験授業で知られる著者が、その大胆な発想で「乗り物の変遷」などを手がかりに歴史を読み解く。

目次

はしがき 歴史と科学と
第1部 車と乗り物の歴史(乗り物の変遷は時代を逆に進んだ;江戸時代には、なぜ人を乗せる車がなかったのか;大坂のベカ車と幕府の政策;大目にに見られた江戸の大八車;京都の車事情―石のレールの上を走った牛車 ほか)
第2部 数字で見る江戸時代(江戸時代を数量的に見る―江戸時代前半の相馬藩;将軍吉宗の〈新規製造物禁止令〉;人口が減ると年貢収納量も減る;相馬藩の再建―二宮尊徳の出番;二宮尊徳と明治維新 ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

おとう

1
作者のおすすめで第2部から読んだ。それは面白く読んだが、第1部の車は途中からしんどくなって、中身が入ってこなかった。残念。2018/02/25

アメヲトコ

1
曲月斎さんからのお薦めで読了。著者が強調するほど理系ならではの視点なのかやや疑問なのと、肝腎な箇所に(大胆な)推論が混じるために議論が甘いと感じましたが、トピックそのものは面白いです。個人的には車の歴史が興味深く、今も残るという京都の車石の遺構はいつか実際見に行きたいと思いました。2015/03/15

なんと

0
93/08/102015/12/23

ヒコ。

0
前半は、江戸時代の車と駕籠(かご)、後半は数字で見る江戸時代の発展と停滞(in相馬藩)、+α。江戸時代は1720年以前と以後に分けられる。1720年までは発展の時期で、それ以後は停滞の時期となる。当時将軍職にあった吉宗は1721年、新規製造物禁止令とでもいうものを発令し、停滞する社会を選んだ。その頃、江戸には大八車、大阪にはべか車、京には牛車(ぎゅうしゃ、荷役用)があった。それらはそれぞれに、台数規制・課税・使用範囲の規制がかけられていた。2011/04/20

deltalibra

0
再読2010/05/30

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