内容説明
こんな言葉を知っていますか?地球の上の114の言語。人間のいるところ、必ず「ことば」がある。人・歴史・風土の多様性を示す言語宇宙への招待。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
サアベドラ
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世界の100あまりの言語を各見開き2ページで簡潔に解説。もともと雑誌に連載されていたコラムを書籍化したものなので、言語学的専門性はあまり高くなく、執筆者の体験談やその言語の歴史や現状を書いたものが多い。91年発行で内容がちょっと古い(ソ連やユーゴスラヴィアが健在だったり)。あと並び順が少しおかしくて、ヨーロッパの言語の途中にいきなりアフリカの言語が挟まってたり、スラヴ語派がバラバラになってたりする。現在は本書のような世界の言語を解説する本は色々出てるので、わざわざこれを読む必要はないかもしれない。2012/06/05