星野道夫の仕事〈第3巻〉生きものたちの宇宙

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星野道夫の仕事〈第3巻〉生きものたちの宇宙

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  • サイズ A5判/ページ数 1冊(頁/高さ 22X30cm
  • 商品コード 9784022586506
  • NDC分類 748
  • Cコード C0072

出版社内容情報

生涯をアラスカに捧げた写真家・星野道夫。その代表作と膨大な未発表作品とを新編集した決定版。

内容説明

グリズリー,ムース,一本の木、そして風さえも魂をもって存在している。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヴェネツィア

375
アラスカでは、新緑はわずか1日のことであるらしい。次の日からはもう、短い夏が始まるのだそうだ。そして、秋の紅葉もまたそのピークは、やはりわずか1日だけなのだとか。そうした、あわただしいばかりの日の移ろいは、星野道夫の生を写すかのようだ。ここに記録されたアラスカの動物たち、とりわけ彼がこよなく愛したクマの写真は広大な自然のなかにいて、なんだか孤独でもある。あるいは、それこそが孤高なのか。短い夏に一斉に咲く植物もまた、その生の短さゆえにか、ひときわに色鮮やかである。私たちは今もこうして星野道夫の見たアラスカ⇒2021/07/05

Mijas

55
雪の世界の美しさを第2巻で堪能した後、この第3巻のページをめくると、春・夏・秋の色どりが鮮やかなことに驚かされる。ワイン色に染まった原野。見たことのないような空の色。可憐な花々と森の中の生き物たち。生命の強さや喜びが漲っている。DVD『星野道夫Alaska』も借りて観たのだが、クマがサケをつかまえる場面はその躍動の一瞬が見事に撮影されていて、感動も一入だ。一枚一枚が個々の動物の写真であっても、背景の自然と一体化しているさまに思わず嘆息してしまう。一番のお気に入りは、夜の闇に佇む孤高のドールシープの写真。2016/10/14

kawa

32
久しぶりの星野作品。どの作品も引きが強くて・・・堪能です。アラスカ・ユーコン川流域の動植物や自然風景の写真集。新緑も紅葉もそのピークはたった1日。グリズリー(ハイイログマ)、ドールシープ(羊)、アラスカンムース(鹿)、狼、リス、ホッキョクギツネ等々。本書を手に取らねば絶対出会えない数々、感謝、感謝。2022/05/05

浅葱@

24
表紙から大自然の中の命と季節が伝わってくる。扉を開けば、早春のグリズリーの親子。ここからアラスカの動物たちと自然が豊かに広がり進んでいく。切り取られた瞬間が伝える命、自然、流れる時間。星野さんの仕事の素晴らしいこと。見応えのあるシリーズです。2013/10/07

ゆかたん

8
グリズリーとシャケの写真が凄かった。2016/09/24

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