感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
リエさん
24
☆☆☆☆☆ エッセイ集だと知らずに借りた図書館本、最後まで読まずに返却します。「♠K 恋愛、ガードされる」はなるほどねぇ~と共感したけど、もともとエッセイ集/コラム集は気が向いた時に少しずつ読むことが多いので、一気に読んで読了とはならないです。図書館本としては相性が合わなかったですね。機会があればまた借りて読んでみます。2023/10/27
skellig@topsy-turvy
15
久々に野ばらさんの文章を読みたくなって、恋してるわけでもないのに本棚から引っ張り出してきた。自分って何なのかなあ、と自分の輪郭がぼやけて、考えても仕方ないことにうじうじ落ち込んでる時にはしゃきっと元気が出る。好きなものは好きなんだよなー、何くだらないこと悩んでたんだろう。自分と似た考えの人の文章を読んで、都合良く自己肯定しているだけと言われればそれまでなんだけど。でも生ぬるい好きのままでいないで、好きを貫き通す覚悟をびしっと思い出させてくれるエッセイがあるって嬉しいことです。2014/10/05
plum
4
高校生にいまの世界を伝えるwebアーカイブにインタビューがあった(MAMMO.TV)。乙女派文筆家と紹介されている。なかなかにワンダーな人。海野弘(魔女の世界史)がふれていたので,図書館の棚からプラトニックな感じのタイトルを読んだ。朝日新聞の夕刊に掲載された表の顔とタロットモチーフの裏の顔の二部構成。最後の2枚のタロット,月:自分が嫌なら,死んで再生すればいい,太陽:勝ち進むのです。カウンセラーの声は届かずとも,洋服や人形が好きで,アリスが好きな乙女のカリスマの声は届くのだな。2014/12/18
ウメ
4
タロットカードの意味になぞらえた短編は各々個性があったものの、トランプのエッセイはいつもの野ばら調にナンバリングしただけかと(中身は面白いのだが)。トランプならではの意図があったらもっと素敵なのに。2014/11/04
驟
3
人であろうと物であろうと何かが“好き”=恋愛、という見解が面白かった。なるほど、自分も実は恋する人間だったのか(笑)2011/01/10