三谷幸喜のありふれた生活〈2〉怒濤の厄年

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  • サイズ B6判/ページ数 199p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784022578365
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

内容説明

本番直前で主役が交代、元気な母の入院、大学時代からの友の死…。津波のように押し寄せる難事件に立ち向かう人気脚本家の奮闘記。

目次

沢口靖子は無敵の喜劇女優
対照的で、よく似た二人
「チョンマゲDNA」が騒ぐ
初体験、自分の芝居に笑う
生瀬勝久は「一生忘れない」
居眠り撃退に八嶋智人の機転
密着カメラがとらえた僕は
僕の自転車、その数奇な運命
妻を励ます小粒コンニャク
とびが「お姉さん」に一目惚れ〔ほか〕

著者等紹介

三谷幸喜[ミタニコウキ]
1961年生まれ。脚本家
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

れみ

53
三谷幸喜さんのエッセイ第2弾。この辺り、見ていたドラマの話とか、覚えている出来事が出てきて、ちょっと懐かしい感じ。伊藤俊人さんが亡くなられたとき、この間テレビに出てたのに!とすごくびっくりしたのを思い出した。1回分は短いけどエピソードとしては数回分が繋がっているからか、どんどん読めた。前に観た三谷さんのお芝居ではこの本に登場する浅野和之さんが1人11役を演じていらっしゃり、今回このエッセイを読んで三谷さんが浅野さんに寄せる並々ならぬ信頼があってこそだったんだなあと改めて思った。2015/02/08

Fondsaule

26
★★★☆☆ 朝日新聞に、2001年9月~2002年12月の間掲載された三谷幸喜さんの日常を描いたエッセイ。 たぶん、次の巻も読むと思う。2021/04/16

抹茶モナカ

26
朝日新聞で連載された三谷幸喜さんのコラム。軽めの文章で、手頃に読める本を、という自分の選択基準から、手に取った。もう10年以上前の本だから、当時の三谷さんは厄年で、今の僕より年下なのだけれど、忙しそうに多くの仕事に携わっておられた。本厄の三谷さんを、演出する舞台の俳優の交代や、仲間の死等、次々、事件が続くけれど、それを乗り越えて行く筆致も、コラムのせいか、人柄か、軽やかに書かれていて、読みやすい。一緒に仕事をしている喜劇仲間や俳優の話題が多く、時折、家族のネタが出る感じ。周囲の方への愛情が深い人のようだ。2018/11/05

岡本正行

18
またしても、「読んだ本」に登録漏れ。市立図書館、蔵書点検でしばらく長期休館、その補填に貸出限度冊数は、30冊に大幅増加となった。そのドサクサで漏れたか、このシリーズ、1を読み終えて2へと探したものの、ない。3も、いま読んでいる。ホームページで図書館蔵書をチェックすると、あった。ネット申し込みして借出した。当然、内容は同じパターン、作者・脚本家としての劇や映画、ドラマへのかかわりかたが面白い。犬や猫そして、それ以上に奥様への配慮などうかがえる。小説家や脚本家の難しさ、辛さが窺われた。2022/05/15

りんごのほっぺ

17
三谷さんのエッセー。何気におもしろい!2012/10/12

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