杯(カップ)―WORLD CUP

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  • サイズ B6判/ページ数 374p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784022578150
  • NDC分類 783.47
  • Cコード C0095

内容説明

日韓共同開催となったサッカーのワールドカップ。その全期間、日本と韓国のあいだを激しく移動しながら、著者が求めた「二つのもの」とは何だったか?アエラ連載「コリア・ジャパン漂流記」の決定版。

目次

第1章 緑の海へ
第2章 得ることと失うことと
第3章 曙光
第4章 トラベラーズ・ハイ
第5章 巨艦の沈没
第6章 冷たい雨の中で
第7章 赤い歓喜
第8章 杯(カップ)の行方
終章 春のソウル

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Carlos

26
昨日呼んだ本同じ日韓ワールドカップだけど、目線違い。 作者目線は時間も経っていることもあり入り辛かった。2020/09/13

しーふぉ

12
沢木耕太郎の日韓W杯の観戦記というより旅行記といった方がいいかも。韓国の人の親切なエピソードと日本が敗退した時の歓声が二国間の関係性を表しているのかな。しかし、今思い出してもあの大会の審判は酷かった。2015/01/24

さとむ

9
観戦記であり、旅行記であり、楽しく読めた。韓国での出会い、受けた優しさは微笑ましく、感動的ですらある。当時、夢中になってた日韓W杯の内容はほとんど記憶に残っていないけれど、沢木耕太郎もふれているように、決勝トーナメントの雨のスタジアムの様子とそれに悪い予感がともなったことはよく覚えている。確かに、あの日が快晴だったら…。いまだにそんな夢想を抱いてしまう。2016/04/17

ポン

4
サッカーワールドカップ最終予選突破に向け今までに無いほど崖っぷちの日本代表。2002年日韓ワールドカップを本作で懐かしく振り返ってます。旅する観戦記。2021/10/15

Kentaro

2
2002年のサッカーの日韓共催ワールドカップの観戦記であり、同時に旅行記にもなっている34日間に上る日記のような内容でした。 私にはサッカー以外に二つの事が心に残りました。日韓両国にはわかり合えない歴史上の問題を抱える一方、個個人という単位では、自分の仕事を投げ出して日本人に切符の手配をしてくれたり、交通手段がない中、自家用車を停めて同乗を手配してくれる警察官がいたり、3時間も高速を飛ばして、食事もとらせる若者たちがいたりと心暖まる話が紹介されている。2017/04/30

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