日本流―なぜカナリヤは歌を忘れたか

日本流―なぜカナリヤは歌を忘れたか

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  • サイズ B6判/ページ数 314,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784022574688
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

内容説明

いま、日本は迷っている。どこから迷いが始まっているのか。実は日本にはたくさんの方法の失敗が渦巻いている。これをいよいよ総合的に検討する必要がある。西条八十、ジャコメッティ、梅園、川上音二郎、イサム・ノグチ、内村鑑三、湯川秀樹、北斎、GLAY、中川幸夫、荷風、鏡花、世阿弥、九鬼周造、漱石、林英哲、雨情、桑田佳祐、高木貞治、定家、ルドフスキー、和辻哲郎、狩野亨吉、そのほか総勢560人の日本。

目次

序章 日本が思う―歌を忘れたカナリヤ
第1章 日本を語る―多様で一途な国のこと
第2章 日本も動く―職人とネットワーカー
第3章 日本で装う―仕組と趣向がはずむ
第4章 日本へ移す―江戸の見立て尽くし
第5章 日本に祭る―おもかげの国・うつろいの国
第6章 日本と遊ぶ―逢ひ見ての後の心にくらぶれば
第7章 日本は歌う―間と型から流れてくる

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

すうさん

2
初版から17年経った今でも全く新鮮。私自身この本は再読だが、松岡正剛は知の巨人の一人だ!知的興味が広くまた深い。日本は多様で一途な国であることを、歴史、文化、芸術、人物を編集して、そのエッセンスを引き出してくる。語られる人物だけでも総勢560人を超える。まさに日本文化の「編集」三昧の本だ。私の書く短い感想だけで、受けた感動や知的体験は少しも言い尽くせないし伝えることができないと思う。ただ著者の本を沢山に人に読んでもらいたいばかりだ。彼の本が理解できてきたことで、自分の知的成長が図れるといっても過言でない。2016/10/05

muko1610

0
★★2011/09/08

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