内容説明
椎名はついに独立した、目黒はついに社長になった、木村はついに事務所を持った、そして沢野はついに逃亡した!?―みんなギラギラ燃えていた。1980年7月、本の雑誌社ついに株式会社となる―自伝的大河小説『本の雑誌血風録』続篇。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ソラ
12
内容(「BOOK」データベースより) 椎名はついに独立した、目黒はついに社長になった、木村はついに事務所を持った、そして沢野はついに逃亡した!?―みんなギラギラ燃えていた。1980年7月、本の雑誌社ついに株式会社となる―自伝的大河小説『本の雑誌血風録』続篇。2009/12/30
やまゆ
8
シーナさんがサラリーマンを辞め、いよいよ本の雑誌専念、のはずがこの頃から連載を抱えつつ旅してたんですね。2017/03/12
読み人知らず
7
沢野ひとしは好きになれない。こんなことをしていても友人でいられるのが不思議だ。2016/12/26
法坂一広(筆名)
5
つづきが気になるけれど、まだ書かれていないんだろうなぁ^^;2014/12/16
更夜
5
1980年。椎名誠さんは、会社勤めを辞める。軌道に乗始めた雑誌『本の雑誌』、フリーのライターとして雑誌の取材で、旅へ、プロレスへ、カヌーへ、SMクラブへ・・・奮闘記。この本が出版されたのが1998年で、「18年も前のこと」なのに、今は2014年。もう、34年前の事。椎名誠さんらしい豪快さと同時に照れを含んだ勢いある文章はつい、そのオモシロ表現につられてしまうのだけれども、よく読むと「当時の流行言葉」は一切使わず、全く古びていない。それにしても当時の雑誌の多さよ・・・・BRUTUSは創刊号から読んでました。2014/03/31