目次
もう十年も前のことだけど
95年日本シリーズ観戦記「ボートはボート」
体罰について
砂浜の中のキー
安西水丸の秘密の森
空中浮遊はすごく楽しい
新聞について、情報について、いろいろ
ハイネケン・ビールの優れた点について〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
けぴ
15
20年前の本ですが今読んでも時代を感じさせない。巻末のサービス低下したレストランへの抗議の手紙(結局出さなかったのですが)は、名文でした。2017/06/18
なにょう
12
★97年の発行。村上さんがもっと若い。「その手のことは、あまり大きな声で言わないほうがいいですよ。」と忠告を受けるような、発言も見受けられる。★エッセイ読んでると、一見お気楽そうだ。しかし、弱点を見つけるとそれを克服しようとする、人知れず努力してる人だと思う。マラソンとか。車の運転とか。村上さんカッコイイけど、なりたい自分像が明確にあって、それに向かって努力してるんだと思う。★水丸さんの絵は相変わらずの安定感。2015/07/26
野の花
8
気楽に楽しく読めました!所々、クスッと笑ったり。水丸さんの絵も良いですね。春樹さんのエッセイがより面白くなります。2016/05/23
春
7
くすくす笑えるエッセイでした。『全裸で家事する主婦』『ラブホテルの珍妙な名前』等々だいぶ砕けた内容も多く、気軽に楽しめました。村上春樹ならではのグローバルな目線も私には新鮮でした。またイラストも毎回面白く笑えます。2012/12/28
みい⇔みさまる@この世の悪であれ
6
☆×4.5…先生はつくづくベースケなんではないかと思いました。だってあの宿泊施設のネーミングについて結構しつっこく論議してるんですもの。あ、私の地元にも以前面白いのありましたよ?(私の因縁の場所)それとある航空機会社にえらい目にあわされたお話が出てきてますがけどそれってまさかアのつくあそこじゃねーですよね?(これだけでそういうの知っている人は大体会社が絞れるのよ)あとほっこりしたのはあるお猫様のお話。基本メス猫はそういうの多いよ。だってうちのお嬢もそういうところあるもん。2023/03/03