惑星へ〈上〉

惑星へ〈上〉

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  • サイズ B6判/ページ数 266p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784022569417
  • NDC分類 444
  • Cコード C0044

目次

さらすい人
私たちの住むところ
地球は動く
大降格
だれのための宇宙?
コノ星ニ知的生命体アリヤ
ボイジャーの勝利
土星の月タイタン
最初の新惑星
太陽系の果て
聖なる暗黒
宵の明星、明けの明星
溶ける大地

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Kikuyo

34
今もなお知的好奇心を刺激される。幅広い知識、柔軟なセンス。誇張もせず控えめすぎることもないカール・セーガン博士の語り口、いつも希望を失わず確かな知性に裏打ちされ私達を宇宙空間へ誘う。世界がいかに多様性に満ちているか、我々はいかに偏狭であるか…。宇宙を良く知ることで、やはり謙虚さは増してゆくのかな。それにしてもボイジヤー号が果たした役割は計り知れない程大きい。太陽系の最外縁に達したとNASAが発表したのは確か数年前…。ひと回り外側から自分を眺めるマクロ的な視点を常に持ちたい。2016/10/16

Rachel

5
惑星科学の本です。広大な宇宙を語るにしろ、ちっぽけな人間を語るにしろ、まずは太陽系からだと思うんですよ。そして天動説、地動説というパラダイム。。このへんがとても丁寧に書かれている。装丁に海王星を持ってくるセンスがいいよね。ちなみにカバーを外した姿もめちゃめちゃセクシーで手触りも良くて、好きです。2017/07/12

moonanddai

1
当然自然科学系の内容のものと思って本を開いたら、科学と宗教、倫理学との関係から始まった。何故宗教と科学は独立の分野をもつものではなく、科学に関わらなければならないのか?何故宗教は科学の進歩に対して自らも変わることを拒むのか?そして何故人間は世界の、そして宇宙の中心にならなければならないのか?我々というか私とは異なった宗教観をもつ人々では、極めて大きな問題であることを感じる。なお、BGMは当然、ホルストの「惑星」でした…。2013/03/02

榎本 茜

0
難しい内容が綴られていると思いきや、ちゃんと学生にもわかる内容で、宇宙の世界が描かれていたので、これはとても感動しました。涙が出るという感動ではありませんが、本を読み終わったときの達成感やなんともいえない 心の内が、すごい印象に残っています。どんな説に対しても批判も肯定もせず、宗教や倫理的な面も交えて語られているので、是非おすすめしたいと思います。2013/05/20

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