さらば福州琉球館

さらば福州琉球館

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  • サイズ B6判/ページ数 225p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784022567123
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

十九世紀末、日本の琉球処分に反発、清国に支援を求めて海を渡った男たちがいた。福州琉球館を舞台に、憂国の思いに燃える彼らを待っていたのは…。歴史の波に翻弄されながらも、時代に立ち向かう琉球人の群像。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

しんこい

7
琉球処分の後清にわたって王国復活の請願をしようとしていた人が明治の中ごろいたとはね。政治活動をするでもなく、地元に溶け込むでもなく無為に過ごしてヒーローもでない、そんなむなしい雰囲気がちゃんと小説になってます。2014/10/30

kaboking

0
『琉球処分』と併せて読むと良く分かる。同じ登場人物もいるし。琉球本国での活動と、清国での活動と。沖縄と中国との歴史的関係についても何となく見えてくる。

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