ながた暗号塾入門

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ながた暗号塾入門

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  • サイズ B6判/ページ数 318p/高さ 19X13cm
  • 商品コード 9784022559319
  • NDC分類 809.7
  • Cコード C0036

内容説明

頭の体操をしたい人、ミステリーファン、マニア…向けの暗号指南書。

目次

1 基礎編(暗号という用語のルーツ;知らないことばにも暗号の効果;複雑な伝言も「約束語」で簡潔に;突発事態にも即応できる「隠文式」;ことば遊びと紙一重の「分置式」;「換字式」・「転置式」の基本;さらに細かく言葉を数える;「換字式」の進歩は時代とともに;コードならびに多表による換字;休眠の長かった「転置式」;矢は束にすれば強くなる「混合式」;多表式から乱数式へ;コンピュータとともに複雑化した現代暗号)
2 応用編(斉明紀「童謡」をどう読む;片仮名も一種の暗号だった;暗号ミステリーへの招待;山中峯太郎と暗号日記)
3 日本の軍事・外交暗号編(太政官暗号の発見;明治期の陸海軍暗号;陸海軍暗号近代化への道のり;日本外交暗号の初期;九一式暗号機(レッド暗号)
九七式欧文印字機(パープル暗号)
日米の解読力が戦局分けた
暗号の価値測定秤)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

へくとぱすかる

34
暗号にまつわるエピソードには興味深いものが多く、この本で初めて知った事例もけっこうある。冒険小説やホームズの児童向けリライトで知られる山中峯太郎の暗号日記もそのひとつ。ホームズと言えば、「踊る人形」の暗号に別解を示そうとした研究家がいたというのも、シャーロッキアンのユニークさのひとつかもしれない。外交・軍事上の暗号について趣味的に語れるのも、平和な時代だからこそ。2016/08/31

零水亭

22
江戸川乱歩にハマっていた頃、読みました(小5頃?)。その後、阿川弘之氏の著作(『春の墓標』『軍艦長門の生涯 下巻』記憶違いだったらすみません)にも同じようなこと(乱数表だったかな)が書かれており、探偵小説から戦争物の世界に読書の対象が移りました。

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