出版社内容情報
ブロッコリーはなぜ暗いか、海鮮丼の悲劇、ウマイ弁当と化す、食べ物への好奇心と探求心は健在!人気シリーズ第39弾!
内容説明
デパートの駅弁大会でゲットしたのはシウマイ弁当一個…待ち受ける「内臓たち」をどう説得するのか!?最新刊「あれも食いたいこれも食いたい」第39弾!
目次
果物は皮を剥いて食べるのが当たり前?
「秋刀魚の歌」のさんまは
ブロッコリーはなぜ暗いか
鴨に目覚める
フタたちよ
梨に疑惑あり
いつか「大豆感謝の日」を
真夜中に聞く氷のコトリ
海鮮丼の悲劇
改造版「カリフォルニア巻き」〔ほか〕
著者等紹介
東海林さだお[ショウジサダオ]
1937年東京都生まれ。漫画家、エッセイスト。早稲田大学露文科中退。70年『タンマ君』『新漫画文学全集』で文藝春秋漫画賞、95年『ブタの丸かじり』で講談社エッセイ賞、97年菊池寛賞受賞。2000年紫綬褒章受章。01年『アサッテ君』で日本漫画家協会賞大賞受賞。11年旭日小綬章受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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kinkin
65
「週刊朝日」2014/1-/24~2015/7/10掲載分。「複雑な家庭、鱈一家」関取が優勝した時手に鱈を持つのと鯛を持ったときの違い、鱈の安さと鱈子の高さ他相変わらずの擬人化のうまさに吹いてしまう。「フタたちよ」「唇はフタであった」考察の鋭さ!図書館本。2016/12/01
けぴ
58
〇〇の丸かじりというシリーズもの第39巻。シウマイが好きなので初めてこのシリーズを読んでみました。36話の食べ物に関する軽妙なエッセイで、シウマイはデパートの駅弁大会で崎陽軒のシウマイ弁当を購入したところ、別の場所で崎陽軒は常設で売っていたというオチでした。その他の話も気楽に読めるながら面白い切り口で飽きずに読了しました。2022/01/16
keith
24
定番です。東海林さんの食べ物に対する愛がつまっています。いつまでも続いてほしいシリーズです。2017/04/01
SHIN
20
食に関する題材を集めたエッセイ集。食べ物を〝質で取るか量で取るか〟悩んだり、刺身の盛り皿を真ん中から箸を入れる勇気はないとか、共感する部分がありました。2022/07/10
Norico
17
最近ちょっと疲れ気味なので、そんな時は楽しく美味しそうなこのシリーズで。ドーナツ食べたくなった2021/01/21