出版社内容情報
「輝くような人生の流れに乗るためのボートは、どこにあるんだろう」。誕生日を間近に控えた大晦日の朝、3年間一緒に暮らした彼が出て行った。その原因は......デビュー作で山本周五郎賞を受賞した実力派作家が「家族」を描く、待望の第3作。表題作書き下ろし。
著者等紹介
窪美澄[クボミスミ]
1965年、東京都生まれ。短大中退後、さまざまなアルバイトを経て、広告制作会社に勤務。出産後、フリーの編集ライターに。2009年「ミクマリ」で女による女のためのR‐18文学賞大賞を受賞。2010年、受賞作を所収した『ふがいない僕は空を見た』が、「本の雑誌」が選ぶ2010年度ベスト10第一位、2011年本屋大賞第二位に選ばれるなど絶大な支持を集める。翌2011年、同書で山本周五郎賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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