シングルベル

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  • サイズ A5判/ページ数 329p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784022504388
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

我が子の相手探しに結婚セミナーに奔走する親たち、その切実な願いを軽やかにひっくり返す息子&娘たち…。さらには事態を混乱させる小悪魔少女や謎のストーカーも絡んで事態は思わぬ方向へ―。

著者等紹介

山本幸久[ヤマモトユキヒサ]
1966年東京都生まれ。中央大学文学部史学科卒。2003年「アカコとヒトミと」(のちに『笑う招き猫』に改題)で小説すばる新人賞を受賞し、デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

takaC

109
月下老倶楽部のくだり要らないじゃん。で、最後は誰だったのさ?そこ知りたくてピッチ上げたのに、肩すかしかよ〜!?2013/08/06

あつひめ

77
てんやわんやのドタバタの中でも、やはりアクションを起こさないと何事も始まらない…という気にさせてもらいました。婚活も今の時代親を巻き込んで大変そうだけど、昔と変わらないのはやはり二人の相性だよね。登場する女性も、陽一も素敵な性格の持ち主。きっかけさえあればトントンといきそうだけど、そっと背中を押す役目の人はいつもその人の事を見守っている人たちなんだよね。おば様三姉妹には閉口だけど、ラストまで飽きずに読み進めてしまった。2015/08/11

ゆみねこ

74
とあるお見合いパーティーで、30過ぎの息子・娘の親たちが我が子の結婚相手を探すという幕開け。いったい物語はどう進むのかと一気に読了。絵画の修復を職業にする陽一に、花嫁候補は3人。それぞれに良いキャラクターでラストは中々感動的。一族の存亡を第一に考える強烈な3人の伯母さまたちと、ちょっと小生意気な美和子が良かった。中央線沿線、八王子周辺は山本さんのホームグラウンドかな?いつもながら面白かったです。2015/01/14

真理そら

65
小説の中なので笑えるけれど、現実にこんなオバ様たちや親がいたら疲れるだろうなあという読後感。最後のヨーイチの相手をぼかしすぎかも。3~6人の飲み会の描写が少ないので確信は持てないが「ぶひ」とミワちゃんに「いろいろありがとう」と言って泣いているミワちゃんをそっと抱きしめてくれるのはミワちゃんのヨーイチへの想いと軽い失恋を理解できるあのひとしかいないように感じた。2023/10/16

いつでも母さん

42
面白かった!挿画とタイトルから思った私の想像は、良い意味でハズレだったが(正確にはハズレでは無いか・・)36歳のおっとり一人息子の嫁さがしに奔走する父親とその強烈な三人の伯母達。そこに淡い想いを胸に秘めていた小6の美人従姉妹と、とにかく知り合った3人の女性の物語。既に有るようだが、親が出張る『婚活』・・そこまで結婚させたいか!と思うものの出会いは何処にあるか判らないものねぇ(汗)で、すったもんだの末の陽一くんと彩子のプロポーズの場面になるであろうラストまで、皆の様子が主だったのがタイトル通りか(笑)2015/03/13

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