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論理で人をだます法

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  • サイズ B6判/ページ数 292p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784022500847
  • NDC分類 809.6
  • Cコード C0036

内容説明

まともな議論をするには、「正しい論理」ではなく「間違った論理」を押さえなければダメ!論理の「悪用」例150を、わかりやすく解説した本邦初のガイド。国会中継、討論番組、会社のミーティング、井戸端会議まで、世にはびこるダメな議論、全部これにて「終了」。

目次

日常は意味のない会話にあふれている
感情的表現(1)―人を丸め込む
感情的表現(2)―人を扇動する
感情的表現(3)―ほのめかしをうまく使う
番外編 論理のごまかしを見分ける
無関係な話を持ち出す
話をそらす
あいまいさと不正確な推測
混乱と不正確な推測
原因と結果の混同
単純化しすぎる
まちがった比較や対比
はぐらかし
番外編・何のための議論か、を考えよう
誤解を招きやすい表現
番外編・三段論法について
最後に

著者等紹介

グーラ,ロバート・J.[グーラ,ロバートJ.][Gula,Robert J.]
1941‐1989。ハーバード大学卒業後、米マサチューセッツ州にある著名なプレップスクール、グロートン校の教師として、主に論理学を教える。国語学、ラテン語、ギリシャ・ローマ神話をテーマに著書・共著書を残した

山形浩生[ヤマガタヒロオ]
評論家・翻訳家。東京大学工学部都市工学科卒、同大学修士課程・マサチューセッツ工科大学不動産センター修士課程修了。民間シンクタンクに勤務、不動産投資の研究の傍ら、雑誌「CUT」「GQ」などにサブカルチャー、インターネット社会などに関する評論を執筆。フリーソフト関連の論文、SFの翻訳も手がける。ウィリアム・バロウズの紹介者としても知られる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Humbaba

12
論理というのは,一見正しそうでも本当に正しいとは限らない.しっかりと相手が何を言っているかを理解して,本質が曲げられていないかを注意することが大切である.そうしないと,自分の発言が意図的に曲解され,間違った解釈で批判されかねない.2013/03/15

マリリン

9
読んでいて疲れる本だが、最後の三段論法で最近交わしたメールを思い出した。何度かあった事があるが殆ど一方的な近況報告メール交換の後「一度会って話がしたい」とのメールに「以降個人的に会う事がないなら、何も話す事はない」と返信、一度以降がないなら話す事はない。言い訳は聞きたくないし無駄な話をする時間がもったいないとはこちらの解釈。『わからない事は保留』していると言葉の奥が見えてくる。 本書も何故手にしたか全く疑問だったが、そういう訳だったのかと。 2017/11/29

NDS

6
私は論議が弱いという思いから読み始めました。確かに、論議が強いと思われる人は、声高に本書に乗っているようなテクニックを多用しているように見受けられます。 気づけるケースもままあることはあるのですが、気づかぬまま言いくるめられることも多数あります。 今後論議の際には、本書の内容を十分に考慮して臨まなければならないと強く思います。2015/12/06

Uzundk

5
うん、そうだね。という感触でほんの僅かしかないが訳者の注意書きが光る。会話の技法として確かに注意が必要ではあるが、そもそもコミュニケーションとは解釈に幅がある(誤解を許容)するから良いのだということを以前認識したので、むしろこの辺は言葉遊びとして使えると良いなぁと思った。2015/07/31

nob

4
相手の言っていることがなんか変なのに、反論できないとき。この本で挙げられているトリックの中に、きっと当てはまるものがあるはず。それを知っていれば対処できるかもしれない。本書は網羅的ではあるがあまり体系的でないので、自分でまとめ直してみようか。2020/03/07

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