出版社内容情報
サラリーマンがうつ病で休むことになった．「うつは治るのか」「復職するにはどうしたらいいのか」「再発を防ぐには」など悩みはつきない．発症時から休職，復職までのプロセスに沿って必要な情報をまとめた「読む復職プログラム」．
内容説明
サラリーマンが「うつ病」で会社を休むことになった。治療の中心は服薬と十分な休養。症状を自己管理するための具体的な方法を紹介。復職のために必要なステップとは？家族が燃え尽きないために。職場に「うつ病」について知ってもらおう。
目次
１ 「うつ病」とはどのような病気か
２ 「うつ」の再発予防と症状自己管理
３ 「うつ」を乗りこなす―キャリアリカバリーへの道筋
４ 復職に向けての心得
５ 事例から学ぶ回復の心理的プロセス
６ 家族が「うつ病」になったとき
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
takeapple
14
もし鬱になったらどうやって社会復帰するのがいいのか知りたかった。かつて同僚で鬱になって退職された方がいた。発症前は素晴らしい仕事ぶりで尊敬していた。その時の自分も含めた職場の対応が良かったのか疑問だけど、人手不足の中回している現状では十分な対応はできず、それは誰でも鬱になる可能性があり、自分だって危うい所にいるわけで、現在の日本社会のとげとげしさを考えると、多くの人が危機的状況だと思う。余裕を持った優しい社会を目指さないと大変なことになると思う。もしもの時に、ちょっとデータは古いけれど役立つ1冊。2019/09/16
あいこ
4
うつ病になってから社会復帰するまでの理想的な過程が書かれてあり、悩んだときに相談できる窓口などの紹介があったりして、参考になります。でも、そううまくいけばいいんだけど・・・という感じ。特に地方に住んでいるとなかなか実現できないことが多いかもしれません。ただ、「休職は人生の見つめ直しの機会」「復職だけが人生か」などは、まさに自分が思っていることに重なる部分もあり、自分の考え方も間違ってはいないのだ、という後押しにもなりました2011/05/16
コジターレ
2
読メ登録前に読了。
ゆうろ
2
流し読み。うつの休職から復職を目指す人には参考になることが多いと思うが、自分のように転職を目指す人にとってはあまり参考になる内容は少ないように思う。結局のところ、うつに限らず病気は今の生活を変えろとの体からのシグナルなんだなと改めて思う。2015/06/28
こたちゅう
2
うつ病関係の本をいくつか読んだ後だからか、あまり新しい内容には当たらなかった。途中でやめるまでもなく、さらっと読んでしまった。少し前に書かれた本で、ある程度大きな会社ではこの本で書かれているような職場側の対応はとれているのではないかと思う。職場うつについての入門書的、教科書的な本だと思う。最初に勉強したい人には、ほぼ網羅されていていいと思う。2012/09/01
