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岩波アクティブ新書
色彩楽のすすめ

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  • サイズ 新書判/ページ数 185p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784007001017
  • NDC分類 757.3
  • Cコード C0270

出版社内容情報

色を集める,持ち色をふやす…,ちょっとした心がけで色彩感覚をみがけます.家庭用品,衣服,インテリアから広告,建築物まで,色を使いこなし楽しむためのこつを紹介します.

内容説明

あなたにはこだわっている色がありますか?色彩センスをみがく第一歩は気になる色を集めることから。カラーチャートだけでは色の効果はわからない。寒暖感、新旧感…、イメージによって色彩を使いこなす。ファッション・インテリア・建築物・環境、それぞれに合う色・合わない色。繊細で独特のこだわりをもつ日本人の色彩感覚。

目次

1 色のセンスのよしあし
2 色彩センスアップ
3 色彩の世界を知る
4 色彩とイメージ
5 色彩と生活
6 日本人の色彩センス

著者等紹介

尾登誠一[オノボリセイイチ]
東京芸術大学デザイン科教授。1948年生まれ。1973年東京芸術大学卒業。イタリア、ジョルジョ・デキクスデザインオフィス勤務、(株)デザインスタジオスパイラル(代表取締役)などを経て現職。Gマーク選定委員。日本デザイン学会・日本色彩学会理事
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ホークス

42
色のセンスを鍛える方法。チラシや雑誌から、自分が共感できる色、キレイに感じる色を集める。色をテーマにして写真を撮る。生活シーンに合う色、形や機能に合う色を日々意識する。これらを気長に続けるのが第一歩だそう。でも本当に大切なのは色を楽しむ事。音を楽しむ音楽のように、色を楽しむ「色彩楽」を著者は勧める。色の世界は無限だから、生活を楽しむ新たな要素にできると嬉しい。基本は色相(色合い)、明度(明るさ)、彩度(鮮やかさ)の3属性で見る事。これだけで色の秩序が感じられるから不思議だ。まあぼちぼちやろう。2019/11/06

ヒダン

8
色彩は色相・明度・彩度の3つの属性によって分類、表示できる。色相とは赤、黄、緑……というような色みの変化のこと。明度とは白黒コピーしたときのグレースケールのこと。彩度は色相によって一定でない(純赤は15純青は10)。明度と彩度を組み合わせた概念をトーンといい、白と黒と純色の混合比率で決まる。明度を縦軸、彩度を横軸にしたとき、色は左向きの放物線の形で分布する。明度軸を中心にトーン図を回転させ、その角度を色相に対応させると色立体ができる。このとき明度軸を意識的に動かすと自分の持ち色が増えるらしい。2014/07/21

まつい

1
日本人の色彩や他の事にも応用できそうな色彩のセンスアップの方法も紹介されていて、身の回りには色が溢れていることを意識させてくれた。「色彩楽」とあるように、色を楽しいものだと思える本。2015/05/08

nasca

0
色の分類、数値化、配色等について。一度呼んでおくと色のことがわかる。2014/05/10

邪馬台国

0
色彩感覚を磨きたいなら一読の価値あり。2009/03/29

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