岩波現代文庫
日本古代文学史

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  • サイズ 文庫判/ページ数 309,/高さ 15cm
  • 商品コード 9784006001520
  • NDC分類 910.23
  • Cコード C0191

内容説明

神話、古事記から物語文学、王朝和歌に至る古代文学の全体像の把握はいかにして可能か。著者は日本古代文学史を「神話と叙事詩の時代」「抒情詩の時代」「物語文学の時代」に分け、古代文学の誕生、展開、没落の歴史的必然の解明を試みる。古代文学史を全体として理解するための、画期的問題提起を行った労作の加筆決定版。

目次

序 古典とは何か
第1章 神話と叙事詩の時代(前史;英雄時代;古事記;日本紀、祝詞、風土記;記紀歌謡)
第2章 抒情詩の時代(抒情詩の発生;万葉集;大陸文化と日本文化―懐風藻から古今集まで)
第3章 物語文学の時代(散文の成立;初期の物語;女房社会 ほか)

著者等紹介

西郷信綱[サイゴウノブツナ]
1916年大分県生まれ。国文学者。39年東大文学部国文学科卒業。49‐71年横浜市立大学教授。60‐63年ロンドン大学講師。社会人類学、現象学の方法をとりいれ、日本古代文学の画期的な読み方を提示している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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