出版社内容情報
考古学者は、探偵のように推理する。昔の人たちはどんな道具を使い、何を食べ、どのように暮らしていたのか? そして近年、動物学、植物学、人類学など異なるさまざまな分野が力を合わせることで、考古学はめざましく進歩している。いま第一線で活躍する研究者たちが、それぞれの専門分野を手がかりに、縄文時代の扉を開く!
内容説明
考古学者は、探偵のように推理する。昔の人たちはどんな道具を使い、何を食べ、どのように暮らしていたのか?そして近年、人類学、動物学、植物学などさまざまな分野と力を合わせることで、考古学はめざましく進歩している。いま第一線で活躍する研究者たちが、それぞれの専門分野を手がかりに、縄文時代の新たな扉を開く!
目次
1章 考古学とはどんな学問か(縄文時代の考古学とは;縄文時代とはどんな時代か)
2章 縄文土器とは何か(土器で調理したものは何か;縄文の塩作り)
3章 縄文人が食べたもの(貝塚からわかる縄文のくらし―動物考古学;植物の利用からわかってきたこと)
4章 人骨と土偶が語る縄文人のくらし(人骨からわかる縄文人の食生活;土偶とは何か)
5章 なぜ研究者になったのか―縄文時代研究の魅力とは(考古学はわたしの人生の道標;霊長類・ネアンデルタール・縄文土器;くらしの考古学を探る;遺跡から出土する貝・骨は宝の山)
著者等紹介
阿部芳郎[アベヨシロウ]
明治大学文学部教授(史学博士)。明治大学大学院博士後期課程(退学)。明治大学資源利用史研究クラスター代表。専門は縄文時代の考古学。学生時代は発掘三昧の毎日を過ごし、気がつけば考古学者になっていた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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