出版社内容情報
選挙権年齢が18歳に引き下げられ、中高生に向けた主権者教育が求められています。本書は、若い世代が自らを選挙の当事者として考えるきっかけとなるように「有権者」を切り口に、選挙のしくみや意義をわかりやすく解説します。有権者には何が求められているのか、社会に参加するとはどのようなことなのかを学ぶための一冊です。
内容説明
「どうせ私の一票では政治は変わらない」「選挙なんて興味がない」「誰に投票したらいいのかわからない」…。そんな思いを抱く若い世代に向けて、選挙のしくみや意義をわかりやすく解説します。有権者とはどんな存在なのか、社会に参加するとはどういうことなのかを考えるための一冊です。
目次
第1章 有権者には4つのタイプがある(市民には4つのタイプがある;有権者にも4つのタイプがある;それぞれのタイプを評価してみる;あなたはどのタイプ?)
第2章 浮動票という言葉が使われた時代があった(時代を振り返ってみる;政党や政治は利益誘導を基本とする;有権者の支持政党はあまり変化しなかった;浮動票に変化が現れた)
第3章 無党派層が現代日本の政治を支配している(有権者の支持政党は固定化しなくなった;政党も多党化してきた;受け皿が欲しい;あなたも無党派ですか)
第4章 有権者をとりまく社会は流動化している(教育は流動化している;居住地の流動化が始まった;社会は急激に個人化している;「コンビニ文化」で地域は同質化している)
第5章 選挙の前に足元の社会を知る(無知に気づく;地域を学ぶ;地域の課題に出会う;投票のすすめ)
著者等紹介
藪野祐三[ヤブノユウゾウ]
1969年大阪市立大学法学部卒業。北九州大学(現・北九州市立大学)法学部教授を経て九州大学大学院法学研究院教授。2010年九州大学名誉教授。専攻は現代政治分析(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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