岩波ジュニア新書<br> アンネ・フランクに会いに行く

個数:
電子版価格
¥990
  • 電書あり
  • ポイントキャンペーン

岩波ジュニア新書
アンネ・フランクに会いに行く

  • 谷口 長世【著】
  • 価格 ¥990(本体¥900)
  • 岩波書店(2018/07発売)
  • ゴールデンウィーク ポイント2倍キャンペーン対象商品(5/6まで)
  • ポイント 18pt
  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2024年05月02日 19時47分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 新書判/ページ数 256p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784005008797
  • NDC分類 K289
  • Cコード C0222

出版社内容情報

ナチ収容所で15年の短い生涯を終えたアンネ・フランク。なぜ、何の罪もない普通の人々が殺され、傷つけられなければならなかったのでしょうか。アンネの生き抜いた時代を巡る旅を通して平和の意味を考えます。

内容説明

ナチ収容所で15年の短い生涯を終えたアンネ・フランク。第二次世界大戦が終わって70年以上が経過した今もなお、世界各地で戦乱の犠牲者はあとを絶ちません。なぜ、アンネや世界中の何の罪もない普通の人々が殺され、傷つけられ続けなければならないのでしょうか。アンネの生き抜いた時代を巡る旅を通して平和の意味を考えます。

目次

第1章 「アンネの家」との出合い
第2章 アンネのルーツをたどる
第3章 アンネ一家はなぜオランダへ逃げたのか
第4章 ドイツ軍が侵攻
第5章 不安と希望の隠れ家の日々
第6章 ヒトラーの「わが人生の学校」ウィーン
第7章 「アンネの家」が急襲される
第8章 アウシュビッツ生還者たちが語る
第9章 凍てつくベルゲン・ベルゼン収容所へ
第10章 そして戦争は終わった
終章 戦争の二十世紀から平和の二十一世紀へ

著者等紹介

谷口長世[タニグチナガヨ]
1949年、名古屋市生まれ。1976年、東京外国語大学フランス語科国際関係専修コース卒業。ベルギー政府国費給費生として欧州大学院行政課程に留学、その後、毎日新聞ブリュッセル支局長を経て、1998年、フリーのジャーナリストに。国際記者連盟副会長などを歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ぐうぐう

36
本書は、ジュニア向けということもあってか、アンネの日記の内容にはほとんど触れることがなく、隠れ家に移るまでと収容所でのアンネの境遇に多くのページを割いている。そのほうがアンネの辛さが伝わり、戦争の悲惨さや理不尽を教えることができるとの判断からだろう。しかし、アンネ・フランクに世界の人々が惹かれるのは、ナチスの犠牲になった可哀想な少女だからでは決してなく、窮屈で過酷な隠れ家生活の中でも夢やユーモアを忘れず、想像力で退屈な日常を懸命に彩ろうとしたからだし、少女としての悩みや葛藤を瑞々しく、(つづく)2018/08/02

シュシュ

29
民主主義の危うさを感じた。一人一票は公平なようであっても、よく調べて考えて投票する人もいれば、ネトウヨのTwitterやポスター写真だけを見て気軽に投票する人もいるのだ。ヒットラー政権はそうやって誕生した。ナチの個人献金者に米国の自動車王のフォードがいたことに驚いた。戦争をなくすには軍産複合体をなくさないと…。著者が叔父さんから聞いた話に人として希望を感じた。戦争中に、密林で日本兵一人と米軍兵一人がばったり鉢合わせになり驚いて、どちらからともなくニヤリと笑い互いに手を振って別々の方角に去っていったという。2018/10/20

Nobuko Hashimoto

26
学生のおすすめの一冊。著者は78年に欧州に渡って以来、長期に渡ってアンネの足跡を辿る取材を重ねてきた。そのため本書には、現在とは違う収容所跡の雰囲気や受け入れ体制の様子や、当時を知る関係者の生の声など貴重な体験や証言が散りばめられている。そうした証言者自身の体験や言葉の方が興味深かった。特に「アンネのストーリーはごく一部」だという証言者の言葉は重い。もちろん一人の人物の人生を追うことにも意義があり、矛盾・対立することではないが。それにしても写真が少なくて残念。記者時代に撮った写真は個人では使えないのかな。2019/02/11

りえこ

21
興味深く読みました。収容所にいた人の話が聞けるのがすごいなと思いました。ミープさん、100歳まで生きたなんてすごいなー。実際に生きていた場所を訪れるの、自分ではなかなか出来ないので、空気感が伝わってきて読んで良かったです。2019/10/02

ケニオミ

17
アンネと直接かかわった人や、アンネと同じ辛い経験をした人とのインタビューを通して、アンネの生活を浮かび上がらせる内容でした。ドアの開け閉めで直接冷気に触れるベッドで、チフスに侵されながら「早く締めて」と言い続けてたアンネ。最後にはその言葉も発することができなくなり息絶えてしまったアンネ。その数週間後に収容所の解放があったとはあまりにも酷な運命だとしか言えません。愛の反対は無関心とのことですが、他の人の気持ちに関心をもてる社会、二度と戦争の不幸がない世界を築きたいですね。2018/09/11

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/12996701
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。