岩波ジュニア新書
ウェブがわかる本

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  • サイズ 新書判/ページ数 179p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784005005628
  • NDC分類 K547
  • Cコード C0255

内容説明

インターネット上の情報空間であるウェブは、ブログ・SNS・集合知の3つのしくみをとりこみ、はかりしれないパワーと楽しさをもった。その一方で、使う人のコミュニケーションのとり方や情報の扱い方が問われるようになった。新世代のウェブを使いこなすには、どんなスキルが必要なのか。実際に使いながら、考えてみよう。

目次

1章 ウェブって何だろう?(ウェブのある風景;もしもウェブがなかったら;ウェブの形、ウェブのしくみ)
2章 ウェブはどのように変化してきたのか(情報を保存し、伝える;大量の情報をあつかう時代;ウェブの時代;情報検索の時代;新しいウェブの時代)
3章 ウェブを形づくるしくみ(ブログ;SNS;集合知;検索)
4章 ウェブを使ってレポートを書こう(テーマを決める;情報収集をする;レポートを書いて、公開する)
5章 ウェブとつきあうために(コミュニケーションの問題;共有の問題;ウェブとつきあうためのスキル)

著者等紹介

大向一輝[オオムカイイッキ]
1977年京都市生まれ。同志社大学工学部卒業。総合研究大学院大学複合科学研究科博士課程修了。現在は国立情報学研究所助教、総合研究大学院大学助教を併任。博士(情報学)。2003年度情報処理推進機構「未踏ソフトウェア創造事業」スーパークリエーターに認定。2004年大学院在学中に有限会社グルコースを設立。研究とソフトウェア開発の両面からウェブに関わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

スイ

11
10年前の刊行なので、「最新」の辺りはさすがに古くなっているが(Facebookもtwitterもまだ、mixiがSNS代表)、そもそもウェブって何?どうやって発展したの?というところがまるでわからないまま、何となーく使って来た私には、基礎の部分が新鮮だった。2018/05/24

ヒラP@ehon.gohon

5
あまりに身近になっているウェブという言葉の、良さと怖さ、確かさと不確かさについて、苦手な自分にも丁寧に説明してくれている本です。2015/08/16

ぷーたろう

2
図書館情報技術論の参考図書として。子ども向けで基本的なことしか書いてないのでサクッと読める。10年前の本なので内容が少し古い。子どもたちに情報リテラシー教育を行うことはますます重要になっているので、新版があるといいのだけど。2019/01/09

京和みかん

2
SNSやニコニコ動画など、ネット社会が浸透してきた今だからこそ見直す必要のある「ウェブ」の世界を解説した本。決して難解ではなく、分かりやすい語り口で語られている。むしろそれぐらいのほうがネットに詳しくない自分にはありがたかった。「ウェブ」を「世界」と捉えており、ネットで動き回るということはもう一つの世界を歩き回っているのと同じことだと示唆している。だからこそ、誰もがそのもう一つの別世界で、建物や道路や物体という「情報」を作り上げている為、歩き方が重要になるのだ。あらためて考えさせられました。2016/10/26

オランジーナ@

2
ジュニア向けだった。中学生に読ませたい。2016/06/07

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