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岩波ジュニア新書
世界の環境都市を行く

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  • サイズ 新書判/ページ数 243p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784005004065
  • NDC分類 K519
  • Cコード C0236

出版社内容情報

チャタヌガ,イエテボリ,クリチバ,水俣はじめ,環境対策をこらす都市をめぐり,大気汚染やゴミ,エネルギー問題にどう取り組んでいるかを紹介.自然再生,交通鎮静化,環境と経済の両立という21世紀型都市像が見えてくる.

内容説明

全米最悪の大気汚染の街から脱却したチャタヌガ、「北欧のエコポリス」イエテボリ、緑の改革をとげたクリチバ。環境対策をこらした世界と日本の都市をめぐり、大気汚染やゴミ、エネルギー問題にどう取り組み、解決してきたかを紹介する。自然再生、交通鎮静化、環境と経済の両立と、21世紀型都市像が見えてくる。

目次

1 公害都市からの再生(「シャツがすぐに汚れる街」からの大変身―チャタヌガ(アメリカ)
「呼吸する街」をつくって大気汚染を克服―シュツットガルト(ドイツ)
不便さを受け入れる街づくり―水俣市(熊本県) ほか)
2 自然破壊からエコ先進地区へ(エコツーリズムで観光立国―コスタリカ;「氾濫する川」を復活させる―ライン川・ドナウ川(オランダ・ドイツ・オーストリア)
ウェールズのエコロジー・テーマパーク―CAT(イギリス) ほか)
3 都市計画で環境首都をめざす(「緑の改革」の先駆者―クリチバ(ブラジル)
二一世紀の環境施策を先取りした北欧のエコポリス―イエテボリ(スウェーデン)
お金をかけない環境対策で環境首都に―エッカーンフェルデ(ドイツ) ほか)

著者等紹介

井上和彦[イノウエトシヒコ]
1956年東京都生まれ。早稲田大学政治経済学部政治学科卒業。日経ホーム出版社にて、日経トレンディ副編集長、ショッピング編集長を経て、1999年3月に日経ECO21編集長として、同誌を立ち上げ。現在、同社企画出版部部長

須田昭久[スダアキヒサ]
1960年大阪府生まれ。名古屋大学大学院理学研究科修了(地球科学専攻)。東京新聞(中日新聞)科学部記者などを経て、日経ホーム出版社入社。2000年3月から2001年2月まで日経ECO21編集長。現在、同社日経トレンディ編集部編集委員
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

aoko

2
2000年前後の国内外の都市、地域で行われた環境都市計画について。1992年のリオデジャネイロでの地球サミット以降、環境問題が特に注目され、エコと経済の両立を図るべく、官民挙げての対策と期待される結果が書かれている。この本が出版されてから20年ほど経った今、その対策の長期的な評価が書かれている本があったら読んでみたい。2020/05/20

yuki

0
公害都市から環境都市への取り組み。ゴミを細かく分別してリサイクルで売却する。電気自動車を普及させるなど、環境への負荷の少ない方法を進めたり、環境問題をPRしたり悪くはないが先進国の取り組みは根本的な解決にはならない気がする。そのなかでもコスタリカの取り組みは注目する。自然を観光資源としてとらえ、自然を守りより豊かにしていくことで経済的にも豊かにしていく。木を1本切ったら2本植える。木材は牛で運ぶ。単純でごまかしのない方法だ。このような方法なら根本的な解決につながりそうだ。2022/04/20

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