岩波ジュニア新書
役に立つ植物の話 - 栽培植物学入門

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  • サイズ 新書判/ページ数 180p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784005003556
  • NDC分類 K615
  • Cコード C0245

出版社内容情報

農耕の発明は人類に文明をもたらし,以来,作物,栽培技術の改良は文明の発展と共にあった.いま,私たちの生活を支えているいくつかの主要な作物のたどってきた数奇な運命を顧みながら,栽培,食糧生産の意義を問い直す.

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

オザマチ

5
ラッカセイの話が興味深かった。自然は人間の発想力のはるか上を行くなぁ。2014/11/20

竜王五代の人

1
栽培植物の発祥の地の話(炭水化物の穀物・イモ類とタンパク質の豆類がペア)のあとは、各種作物を題材にいろいろなトピックを語る興味深い本(イネの育て方とか直播と田植えのメリットデメリットとか)。ラッカセイは地面に潜るという多大なコストを削減出来たらもっといい作物になるのでは、というのはこの本が出てから二十年たった今でも通ずるな。2023/02/04

rikoxyma

1
農耕の起源のこと、栽培植物のこと、そしてまた食糧問題のことについて。2019/08/08

rbyawa

1
e011、ちょっとだけ本の中でも触れられていたのだが、複数の農作植物を一緒に植えると生育が早くなる、マメ科の植物は土を豊かにする、ジャガイモは畑を疲弊させるなどの話が聞きたかったのだけれども、まあ、光合成の違いがあるC3植物とC4植物の話が聞けたからいいか。仕組みはちょっと難しくてわからなかったんだけどね、サトウキビやトウモロコシが、と言われると少しくらいはわかる。てことはあれか、遺伝子組み換えでC3植物にC4遺伝子を組み込んでバイオ燃料(この用途ならいいよね)なんてのも夢じゃないのか、それは楽しいなぁ。2014/01/11

zsn_hy

1
作物学者が書いた主な栽培植物の紹介。育種の歴史や栽培法、世界史との関連など幅広く解説されていて、入門にピッタリだと思った。2010/10/14

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