出版社内容情報
「恋愛」「夜ふかし」「ひとりぐらし」……さまざまな場面で，今の若いやつはいったい何を考え，または考えずに生きておるのか．シリアス・ポップなイラストレーターと気鋭の新進作家が，決してイカらず，頭ごなしに批判せず，斜め上から分析する．将来「バカな大学生」にならないためにも，これは必見の書である．
内容説明
「恋愛」「夜ふかし」「ひとりぐらし」…さまざまな場面で、今の若いやつはいったい何を考え、または考えずに生きているおるのか。シリアス・ポップなイラストレーターと気鋭の新進作家が、決してイカらず、頭ごなしに批判せず、斜め上から分析する。読んで・見て、「言えてる！」と大笑いすることうけあい。将来「バカな学生」にならないためにも、これは必見の書。
目次
ナウなヤングの分類学
バカな大学生のできるまで
ひとりぐらしの虚々実々
夜中更かし
消費文化の浪頭
ほれたはれた
働くわかものたち
「うけつけない人」の１日
ナウなヤングの精密分類学カルタ式
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ステビア
22
なんとも言い難い。バブリー。2021/11/14
星落秋風五丈原
18
『近頃の若者』厳密には『現在都会で暮らしている高校・大学生／及び相当する年令の人』についての本 現代の若者の考えや生き方を分析した本。「ナウなヤングの分類学」と「バカな大学生のできるまで」の章はヤングアダルト必読。いちおうの人々。何か尋ねられて「一応、何何です」と答えるタイプ。「世間体は維持したいが、ちょっと変わったヤツだと思われたい」から「いちおう」勉強したり、遊んだり恋愛したりして、いってみれば「完全に平凡ではないつもりだが一人で目立つ自信がない」人々のこと。1990/04/09
還暦院erk
8
図書館本。山本文緒さんのエッセイで知って手に取った。水玉さんのポップなイラストが懐かしい…そして例によって手書き文字の情報量がえらく多い。若者の分類の中に「実直な孤独者（←すごい人々でもいちおうの人々でもない）」がないのが80年代バブルの余波？浪人生含め、割と数は多いはずだが「絵」にならないのかもね群れないから。杉元さんの執筆部分では「8 働くわかものたち」のオチが面白かった。大学生連中駄目じゃん（笑）。2022/03/27
主殿頭
3
水玉螢之丞のイラストが秀逸。
コウみん
2
平成が始まった頃の若者の中では何が流行っていたか。 バブル時代頃、消費文化は当たり前で恋愛、文化などあの時の人たちの考えを漫画と文章で分かりやすく説明した。 水玉先生の面白い説明はあの時代を映してくれたと思う。2020/01/14
