出版社内容情報
岩波書店創業90年を記念して実施した原稿募集「本と私」の入選作19篇を収録.少年時代の忘れえぬ思い出,国境を越えて人びとを結ぶ本,自らの本づくりに挑む体験….それぞれが本と人とをめぐる興味深いドラマを伝える.
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
さきん
16
岩波書店創業90年を記念して実施した原稿募集「本と私」の入選作19篇を収録.少年時代の忘れえぬ思い出,本に囲まれた病床生活,国境を越えて人びとを結ぶ本,親しい友と重ねる読書会,あるいは自らの本づくりに挑む体験….さわやかな,あるいは感動的なこれらの手記は,本と人との間に生まれる多彩なドラマを伝えて興味深い.2016/01/09
おらひらお
8
2003年初版。有名人ではなく一般人の本とのかかわりをまとめた本です(各人10p強)。まさしく十人十色的内容で、思わず読み込んでしまいました。ただ、若い人の投稿が少ないような・・・。個人的には人生の終焉付近で読む本の話に興味がありました。2013/01/14
武蔵野大学読書部
4
私の人生の中で本がどのように影響を与えたのだろうか。 本と付き合い始めてまだ間もない私にとってこの問いに答えることはまだできないけれども、もっと歳を取ったときにきちんとした答えを答えられるように付き合えていると良いなと思う。(T)2017/03/09
Ted
4
×素人の作文の寄せ集め。まえがきを寄せた鶴見氏の文が只の要約・紹介に終わっており、まともな文を書ける年齢にも限りがあるのだということが分った点がこの本を読んだ唯一の収穫。2015/03/16
まーく
2
本をテーマにたくさんの人が綴った寄稿集 ステキな話が多いが、中でも児島満子さんの寄稿には興味を持った。 トルコの民話を読んでみよう!2012/06/16