出版社内容情報
「反ソ・反共」作家のイメージから「監視社会化」に警鐘を鳴らした人物へと、時代とともに受容のされ方も変化してきたオーウェル。ポスト真実の時代に再評価が進む『一九八四年』などの代表作をはじめ、少年時代から晩年までの生涯と作品をたどり、その思想の根源をさぐる。危機の時代に、彼が信じ続けた希望とは何か。
内容説明
「反ソ・反共」の作家として、また監視・管理社会化に警鐘を鳴らした人物として、時代とともにその評価も変化してきたオーウェル。「ポスト真実」の時代に再評価が進む『一九八四年』などの代表作をはじめ、少年期から晩年までの生涯と作品群を丹念にたどり、その思想の根源をさぐる。危機の時代に作品にこめた希望とは何か。
目次
第1章 植民地生まれの奨学金少年―1903‐1921
第2章 イギリス帝国の警察官―1922‐1927
第3章 パリとロンドンで落ちぶれる―1927‐1934
第4章 葉蘭とディーセントな暮らし―1934‐1936
第5章 北イングランドへの旅―1936
第6章 スペインの経験―1936‐1937
第7章 ファシズムに抗って―1937‐1939
第8章 空襲下のロンドンで生きのびる―1939‐1945
第9章 北の孤島にて―1945‐1947
第10章 『一九八四年』と早すぎた晩年―1947‐1949
終章 1949‐1950
著者等紹介
川端康雄[カワバタヤスオ]
1955年、神奈川県横浜市生まれ。明治大学大学院文学研究科博士後期課程中退。専攻は近現代のイギリス文化、文学。現在、日本女子大学文学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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