岩波新書<br> リスクの正体―不安の時代を生き抜くために

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岩波新書
リスクの正体―不安の時代を生き抜くために

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  • サイズ 新書判/ページ数 282p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784004318361
  • NDC分類 519.9
  • Cコード C0236

出版社内容情報

新型コロナウイルスの脅威、相次ぐ豪雨災害、首都直下地震の恐怖……。リスク社会化した現代日本において、私たちの日常生活はさまざまな「リスク」「不安」「恐怖」に囲まれている。これらの「不安」とどう向きあっていけばよいのか。科学史・科学論の知見を縦横無尽に駆使しながら、斬新な切り口で考察する。

内容説明

新型コロナウイルスの脅威、相次ぐ豪雨災害、首都直下型地震の恐怖…。リスク社会化した現代日本において、私たちの日常生活はさまざまな「リスク」「不安」「恐怖」に囲まれている。これらの「不安」とどう向きあっていけばよいのか。科学史・科学論の知見を縦横無尽に駆使しながら、斬新な切り口で考察する。

目次

1 感染症のリスク(広がる“COVID‐19”―難局をどう乗り切るか;MERS感染拡大―文明が生んだ不意の一撃 ほか)
2 自然災害と地球環境のリスク(御嶽山の突然の噴火;「宙づりの日々」 ほか)
3 新技術とネットワーク社会(ドローンの功罪;「シェール革命」と中東の緊張 ほか)
4 市民生活の「安全安心」(食のリスクとメディア;ジャーナリズムと行政 ほか)
5 時代の節目を読む(ノーベル賞ラッシュ;過剰なバッシングのメカニズム ほか)

著者等紹介

神里達博[カミサトタツヒロ]
1967年生まれ。東京大学工学部卒。東京大学大学院総合文化研究科博士課程単位取得満期退学。三菱化学生命科学研究所、東京大学・大阪大学特任准教授などを経て、千葉大学国際教養学部教授、同大学院総合国際学位プログラム長。朝日新聞客員論説委員。専攻は科学史、科学技術社会論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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榊原 香織

91
”地殻が元気すぎる島”日本列島、火山や地震など、危険がいっぱい。 活火山の定義が、過去1万年以内に噴火した火山、となったので、多分全部。  あと、世界は中世化している、と、正常化バイヤス(目の前に宇宙人がいても気が付かない、みたいな。異常な事態を目が否定する)が面白かったかな。 2014~2020年2月までのコラムなので、コロナはちらっと触れる程度。 2020/12/24

inami

25
◉読書 ★3 連日、WBCにおける侍ジャパンの活躍が報道される中、3月13日以降マスクの着用は、個人の判断に委ねられた。さて、世界は「新型コロナウイルス」に打ち克ったのか?私たちは常に様々なリスクに取り囲まれて生活している。本書は、朝日新聞に連載されたコラム(2014年〜2020年)がベースとなっていて、感染症、自然災害(豪雨や地震)、それにゲノム編集、自動運転等の新テクノロジーまで幅広く取り上げている・・「リスク」を反対から読めば「クスリ」、災い転じて福となす・・と、していかないとね(自画自賛 笑)2023/03/17

奏市

16
2014年から2020年にかけての新聞連載。災害、事件、新技術などその時々のトピック取り上げ、どう向きあえばいいか等論じたもの。目まぐるしく色んなこと起きている。「真実かどうかよりも、多くの人に承認されることに高い価値が置かれるよう」になってきたり、自己責任論の延長で子供を子供扱いしなくなってきている事は中世化の兆しではとの指摘が興味深い。メディアのもつアジェンダ設定機能は納得。量子コンピュータの箇所で「比喩的にいえば、多重露光した写真のように」とあり、その比喩自体の意味がわからなかったという悲しさ。2022/06/21

ラウリスタ~

9
朝日新聞の連載をまとめたもの。特に面白くはない。2020/07/21

どら猫さとっち

7
COVID-19について触れた文章はそれほど掲載されていないが、社会で起きている事柄や事件について、鋭い分析で読み解いた一冊。朝日新聞で掲載されたコラムなので、さくっと読めることが多いが、そこで考えることがたくさんある。天災、政治、私たちの生活、それぞれにあるリスクをどう向き合うかのヒントが、文章のなかに潜んでいる、今読んでおきたいコラムである。2020/08/30

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