出版社内容情報
リソルジメント以降の近現代史はもちろん、古代・中世における諸勢力の複雑な興亡、北と南・都市と農村といった地域性、そして文化・芸術を明快に叙述。ヨーロッパ・地中海世界のなかでこの地が育んできたゆたかな歴史をとらえる。
内容説明
ヨーロッパ・地中海世界の要たるこの地には、古来じつに多様な人びとが行きかい、ゆたかな歴史を織り上げてきた。リソルジメント以降の近現代史はもちろん、古代・中世における諸勢力の複雑な興亡も明快に叙述。北と南・都市と農村といった地域性や、文化史にも着目し、その歩みをとらえる。「歴史10講」シリーズ第四弾。
目次
第1講 諸文化と古代ローマ―黎明期~4世紀
第2講 三つの世界の狭間で―5世紀~11世紀
第3講 南北のイタリア―中世盛期 12世紀~14世紀
第4講 ルネサンスの時代―15世紀を中心に
第5講 宗教改革と五大国の時代―15世紀後半~17世紀前半
第6講 バロックから啓蒙改革へ―17世紀後半~18世紀
第7講 リソルジメントの時代―19世紀前半
第8講 自由主義期と国民国家形成―19世紀後半~20世紀初頭
第9講 ファシズムの時代―20世紀前半
第10講 イタリア共和国―20世紀後半~現在
著者等紹介
北村暁夫[キタムラアケオ]
1959年、東京生まれ。東京大学大学院人文科学研究科博士課程中退。現在、日本女子大学文学部教授。専攻はイタリア近現代史、欧米移民史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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